北村薫「太宰治の辞書」読了。
例の文学少女の主人公が、中年の職業婦人になって、仕事関係もあって、「文学探偵」をする話。私はこのシリーズの探偵役の円紫師匠というのがあまり好きではないのだが、全体の話の進め方は好きだ。読書の快楽、知識を得ることの快楽、考えることの快楽が読む人の心に伝わる。
「いやあ、本っていいもんですねえ」と言いたくなる。
この本の中で、太宰治の「女生徒」の一節が出てくるが、その言葉がいい。
美しさに、内容なんてあってたまるものか。
例の文学少女の主人公が、中年の職業婦人になって、仕事関係もあって、「文学探偵」をする話。私はこのシリーズの探偵役の円紫師匠というのがあまり好きではないのだが、全体の話の進め方は好きだ。読書の快楽、知識を得ることの快楽、考えることの快楽が読む人の心に伝わる。
「いやあ、本っていいもんですねえ」と言いたくなる。
この本の中で、太宰治の「女生徒」の一節が出てくるが、その言葉がいい。
美しさに、内容なんてあってたまるものか。
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