白村江の戦いの前に巷に流行った歌が白村江の戦いの敗戦を予言していたという感じで「日本書紀」の中に出てくるのだが、それが謎歌で、謎を考えるのが好きな人なら喜びそうである。
面倒くさいが、ここに載せておく。で、後で少し考えてみるかもしれない。
なお、原文は万葉仮名なので、この読み方自体が間違っている可能性も大いにある。
「まひらくつのくれつれをのへたをらふくのりかりがみわたとのりかみをのへたをらふくのりかりが甲子とわよとみをのへたをらふくのりかりが」
(考察)よくあるパターンとして、文章を後ろから書いたのではないか、と考えてみる。甲子の部分は、そこだけ漢字熟語(年号)かと思うのでそのままにしておく。
「がりかりのくふらをたへのをみとよわと子甲(甲子)がりかりのくふらをたへのをみかりのとたわみがりかりのくふらをたへのをれつれくのつくらひま」
前の文よりは文章らしくなっているような気がするので、これをさらに日本語らしく、5音や7音に近い句切れで区切ってみる。
「がりかりの、くふらをたへの、をみとよわと、甲子がり、かりのくふらを
たへの、をみかりのと、たわみがり、かりのくふらをたへの、をれつれく、のつくらひま」
問題は何度も出てくる「くふら」という言葉で、「ら」は複数を表わすとして、「くふ」が何か、である。「たへ」は「絶え」で、何かが途絶えた意味としておく。
また、「かり」という言葉(「がりかり」というまとまりかもしれないが、「がり」を偽装のための飾りとしておく。)も何度か出てくるが、これはそのまま「狩り」ではないかと思う。つまり、百済救援の戦を「狩り」にたとえたわけだ。しかし、「くふ」が絶えているから云々、ではないだろうか。
まあ、古語や古代史に疎い私の知識では、これ以上考えても無駄だろうから、ここまでとする。
(追記)「たへ」を「絶え」としたのはおそらく間違いだろう。「絶え」は古語では「ヤ行」で活用するから、「たゑ」となると思う。万葉仮名で「幣」や「陛」と表記されているのは「ハ行」の「へ」のはずである。まあ、「絶え」説が消えると、上の考察の半分以上無意味になると思うが、どうせ遊びの考察だ。
面倒くさいが、ここに載せておく。で、後で少し考えてみるかもしれない。
なお、原文は万葉仮名なので、この読み方自体が間違っている可能性も大いにある。
「まひらくつのくれつれをのへたをらふくのりかりがみわたとのりかみをのへたをらふくのりかりが甲子とわよとみをのへたをらふくのりかりが」
(考察)よくあるパターンとして、文章を後ろから書いたのではないか、と考えてみる。甲子の部分は、そこだけ漢字熟語(年号)かと思うのでそのままにしておく。
「がりかりのくふらをたへのをみとよわと子甲(甲子)がりかりのくふらをたへのをみかりのとたわみがりかりのくふらをたへのをれつれくのつくらひま」
前の文よりは文章らしくなっているような気がするので、これをさらに日本語らしく、5音や7音に近い句切れで区切ってみる。
「がりかりの、くふらをたへの、をみとよわと、甲子がり、かりのくふらを
たへの、をみかりのと、たわみがり、かりのくふらをたへの、をれつれく、のつくらひま」
問題は何度も出てくる「くふら」という言葉で、「ら」は複数を表わすとして、「くふ」が何か、である。「たへ」は「絶え」で、何かが途絶えた意味としておく。
また、「かり」という言葉(「がりかり」というまとまりかもしれないが、「がり」を偽装のための飾りとしておく。)も何度か出てくるが、これはそのまま「狩り」ではないかと思う。つまり、百済救援の戦を「狩り」にたとえたわけだ。しかし、「くふ」が絶えているから云々、ではないだろうか。
まあ、古語や古代史に疎い私の知識では、これ以上考えても無駄だろうから、ここまでとする。
(追記)「たへ」を「絶え」としたのはおそらく間違いだろう。「絶え」は古語では「ヤ行」で活用するから、「たゑ」となると思う。万葉仮名で「幣」や「陛」と表記されているのは「ハ行」の「へ」のはずである。まあ、「絶え」説が消えると、上の考察の半分以上無意味になると思うが、どうせ遊びの考察だ。
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