漫画原作のタイトルを二つ。

「ヤる気まんまん」：横山まさみちあたりに同じタイトルがあるかもしれない。ただし、男中心のエロ漫画である横山のそれとは違い、こちらは女中心のエロ漫画。主人公はエロテロリストというか、女殺し屋というか、女スパイというか、まあ、要するに山田風太郎の「くのいち忍法帳」の現代版だ。したがって、「ヤる気」はセックスをしたい気持ちと、「殺す気」の二重の意味で、「まんまん」は気が満々としている意味と、女性性器の二重の意味である。

「ユリさんは百合じゃない」：自分が女性であること（女性への独特な目で見られること）を嫌っているがレズではない女の子の話。ボーイッシュな美人で、名前は鬼埼百合、空手の達人。母親の名は鬼埼エリという、どこかで聞いたような設定。