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どうも、年を取ると感受性が鈍るせいか、最近の映画を見ても、「上手いな」とは思っても、心が揺すぶられない。いかにも感動を狙ったような作品にもうんざりする。
やはり、若いころに見た作品が、自分の中に刻み込まれている。
そういう作品を100本挙げてみる。上位ほど評価は高いが、同じくらいの位置にある作品には順位ほどの差は無い。

1位 第三の男(リード)
2位 野いちご(ベルイマン)
3位 東京物語(安二郎)
4位 道(フェリーニ)
5位 ローマの休日(ワイラー)
6位 七人の侍(明)
7位 時計仕掛けのオレンジ(キューブリック)
8位 お熱いのがお好き(ワイルダー)
9位 会議は踊る(監督名失念)→「無法松の一生」(浩)に変更。以下、順位ズレ。
10位 独裁者(チャップリン)
11位 太陽がいっぱい(クレマン)
12位 用心棒(明)
13位 殺人狂時代(チャップリン)
14位 天国と地獄(明)
15位 エデンの東(カザン)
16位 大いなる西部(ワイラー)
17位 椿三十郎(明)
18位 2001年宇宙の旅(キューブリック)
19位 バルカン超特急(ヒッチコック)
20位 西部の男(ワイラー)


とりあえず、思いつくまま、20位まで書いたところでいったん公開しておく。同じ画面にこの後、時間を置いて追加していく。


上のものに追加も順位変更もあるが、とりあえず、順位は後で確定することにして、思いつくだけ並べていく。

21位 マイ・フェア・レディ(マンキーヴィッツ他)
22位 ダーティ・ハリー(シーゲル)
23位 知りすぎた男(ヒッチコック)
24位 シザーハンズ
25位 明日に向かって撃て(ヒル)
26位 卒業(ニコルズ)
27位 フルメタルジャケット(キューブリック)
28位 荒野の決闘(フォード)
29位 シャイニング(キューブリック)
30位 ベンハー(ワイラー)

31位 バンドワゴン
32位 天井桟敷の人々(カルネ)→「サンセット大通り」(ワイルダー)に変更。以下順位繰り下げ。
33位 ライムライト(チャップリン)
34位 禁じられた遊び(クレマン)
35位 オズの魔法使い
36位 ウェストサイド物語(ワイズ)
37位 風とともに去りぬ
38位 ニノチカ
39位 ドラゴン怒りの鉄拳(→「燃えよドラゴン」の間違い。順位も90位以下に訂正)
40位 バック・トゥ・ザ・フューチャー(ゼメキス)
 

41位 赤ひげ(明)
42位 切腹(正樹)
43位 砂の器(芳太郎)
44位 戦場のメリークリスマス(渚)
45位 スタンドバイミー
46位 ショーシャンクの空に
47位 生きる(明)
48位 ライムライト(チャップリン)
49位 上流階級
50位 素晴らしき哉人生(キャプラ)
51位 アマデウス
52位 ギャラクシークエスト
53位 OK牧場の決闘
54位 荒野の七人(スタージェス)
55位 大脱走(スタージェス)
56位 ナバロンの要塞(トンプソン)
57位 雨に唄えば
58位 さらば友よ
59位 昼下がりの情事(ワイルダー)
60位 アンダルシアの犬(ブニュエル)
61位 ティファニーで朝食を
62位 スティング(ヒル)
63位 ジーザス・クライスト・スーパースター
64位 フォレスト・ガンプ
65位 禁断の惑星
66位 バーバレラ
67位 リバティ・バランスを撃った男(フォード)
68位 黄色いリボン(フォード)
69位 駅馬車(フォード)
70位 課外授業(邦題は不確か。ルイ・マルがハリウッドで作ったもの。原題を訳せば、「列を作った可愛い子ちゃんたち」ロック・ハドソン出演)
71位 ロッキー・ホラー・ショー
72位 81/2(フェリーニ)
73位 市民ケーン(ウェルズ)
74位 恐怖の報酬
75位 魔法にかけられて→「博士の異常な愛情」(キューブリック)に変更。以下繰り下げ。
76位 モダンタイムス(チャップリン)
77位 アイズ・ワイド・シャット(キューブリック)
78位 或る夜の出来事(キャプラ)
79位 スミス都に行く
80位 レイダース 失われたアーク
81位 カサブランカ
82位 エルビス・オン・ステージ
83位 嵐が丘(ワイラー)
84位 東京オリンピック(昆)
85位 酔いどれ天使(明)
86位 小さな恋のメロディ
87位 戦争と人間(薩夫)
88位 北北西に進路をとれ(ヒッチコック)
89位 地獄の黙示録(コッポラ)
90位 ベストフレンドウェディング
91位 真夏の夜のジャズ
92位 罪と罰(クリジャーノフ)
93位 灰とダイヤモンド(ワイダ)
94位 毒薬と老嬢
95位 アマルコルド(フェリーニ)
96位 去年マリエンバードで
97位 仁義なき戦い(欣二)


「太陽を盗んだ男」を入れようかどうか迷ったのだが、細部の雑さ、部分的なセンスの悪さという点で、「世界名作」レベルではないと判断。たとえば、「魔法にかけられて」の作りの完璧さとは比較にならない。パワーはあるが、どうしても日本映画的な貧相さがあり、名作とは言い難いのである。なお、大ヒット作品であっても私の好みではない監督やその作品は当然入れていない。また、歴史的な重要性があるものも、「名作」のポイントとしている。「禁断の惑星」などはそれである。特撮技術など、今の目から見たら幼稚だろうが、あの当時の技術でここまで行ったのが素晴らしいし、話としても面白い、ということだ。
スピルバーグ作品は一つも入れていないというのは、彼の場合、私の考える「名作」とは合致しないからである。コッポラの「ゴッドファーザー」なども然り。上滑りする面白さというか、見ている間は感心するが、見た後に「長続きする感銘」や「長続きする快さ、わくわく感」が無いのは私にとっては名作ではない、ということだ。なお、少し格好をつけて「芸術映画」を入れているのは、それらには「歴史的重要性」があることと、「観たものの心に、理解はできなくても強い印象を残し、それがその人の心の財産になる」からである。












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