忍者ブログ
[69]  [68]  [67]  [66]  [65]  [64]  [63]  [62]  [61]  [60]  [59

「刑事コロンボ」の「死者のメッセージ」の回を見たばかりだが、三谷幸喜の「古畑任三郎」の、女性漫画家犯人の回が、これとまったく同じだった。しかも、古畑任三郎のほうが面白い。換骨奪胎の模範のようなものだ。まあ、作者自身、コロンボの影響をはっきり言明しているし、あらゆる作品は先行する作品の二次創作だ、というのが私の説だ。うまいパクリと下手なパクリがあるだけである。
なお、「コロンボ」の、この一つ前の回だったと思うが、まったくの端役のウェイトレス役でジェイミー・リー・カーチスが出ていたのが面白かった。あの顔だから、愛想の悪いウェイトレス役がぴったりだった。あちらでは、二世俳優でも最初からは優遇されない、というところがいい。要するに、柄に合った役者を使う、というのが大原則なのだろう。これは日本の映画やテレビドラマにもっとも欠けているところだ。知名度優先だから、役と俳優が合わない。

PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
冬山想南
性別:
非公開
P R
忍者ブログ [PR]

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.