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面白い思考実験で、創作メソッドのヒントにもなりそうだ。
私は最初ネズミを考えたのだが、それは、イヌが平面的攻撃、サルが頭上(樹上)からの攻撃、キジが攪乱要員や情報伝達要員と考えたから、より小さいネズミがいたほうが諜報員としていいのではないかと考えたわけだ。だが、戦闘を考えるなら、ネズミなどよりは、大きくて力のある動物がいいわけで、そこで馬か牛かとなるが、牛よりは馬のほうがスピードがあってよい、と判断した。桃太郎がそれに乗って電撃戦ができるわけだ。まあ、昔から戦には馬が使われてきたには理由がある。
なお、このツィートを載せていた大童澄瞳の回答は、人間、というものだが、それでは「動物を仲間にする」という大前提が無くなってしまう。動物が家来になるのが、この御伽噺のポイントだろう。それに、人間というのは自我や自負心や利己心があるから、いつ裏切るか分からないし、自分の意志で行動して作戦を滅茶苦茶にする可能性もある。

なお、馬を仲間にしても重大な欠点があるとは思わない。長所や欠点を比較考量して決定したからだ。

それにしても、なぜ「桃太郎」ではキジを仲間にしたのだろうか。戦力として、キジに何かメリットがあるとは思えない。おそらく、キジについての神話的な要素が関係しているのではないか。あるいは岡山県の昔話世界独自の事情か。




【心理テスト】
あなたは桃太郎です。
イヌ、サル、キジの他にもう一匹好きなものを連れていけることになりました。

①その動物はなんですか?
②それはなぜですか?
③連れていくと重大な欠点がありました。それはなんですか?














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