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「大摩邇」所載の井口博士のブログ記事の一部である。まあ井口博士の発言の半分くらいは(ネトウヨ系)キチガイ発言だと思うが、権力組織の秘密に関しては実に鋭い発言をすることも多い。

(以下引用)

まあ、テレビドラマではないが、朝鮮進駐軍の残党が作った警視庁や神奈川県警がすぐに

死因は自殺

と決めつけるような事件、それもまともに検死もせずに火葬して処理する事件ほど怪しいものはない。100%他殺と見て良い


上の記事に元警察の人の話がある。この部分だ。


(3)本当に自殺する人は、しっかりとした遺書を残す。

揚げバター@agebutterumai·13h
36 可愛い奥様 [sage] 2020/09/26(土) 13:20:52.78 ID:6YUm91xB0
元警視庁警部・現警察幹部
「三浦春馬さんは自死ではない」
元警視庁警部・衆議院議員元秘書も経験され、現在は「作家・評論家」として講演活動をされている 渋井治雄氏が春馬さんの自死報道に対して、「今回のクローゼット報道には

https://twitter.com/agebutterumai/status/1310011164344999937

↑揚げバター@agebutterumai·13h
信じられないものがある」と、感じられたそうです。(2020年7月21日渋井治雄の社会の窓)
渋井氏の意見をまとめると…
・本当に自殺する人は、しっかりとした遺書を残すもの
・普通の生活をしていた人が、大した理由なく自殺などするわけがない
・他殺の理由は、「怨恨・見せしめ・口封じ」のどれか

https://twitter.com/agebutterumai/status/1310011166245019648

↑揚げバター@agebutterumai·13h
・首吊り自殺は「自殺に見せかける」一番の殺害方法
・クローゼットでの首吊りは、偽装殺人
PR
まあ、自分の妄想に固執している感じはあるが、いろいろと知識が豊富で、刺激的な考察ではある。参考として転載する。

(以下「東海アマブログ」より引用)

アミシャーブ

カテゴリ : 未分類

 私は子供の頃、文藝春秋だか中央公論だかに掲載された「日猶同祖論」に夢中になった。ネットで調べても、正確な年代は分からなかったが、たぶん60年に近い昔のことだと思う。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96

 内容はうろ覚えだが、祇園→シオン・帝→ミカド・相撲→スモーとか、日本語と同音同意語が多いことなどから、日本人の祖先が古代ユダヤ人であるというものだったと思う。
 https://kurashi-no.jp/I0016644
 https://www.youtube.com/watch?v=iFlV8s716pA&ab_channel=%E5%B0%8F%E5%9D%82%E9%81%94%E4%B9%9F%E3%81%AE%E5%8F%A4%E4%BA%8B%E8%A8%98%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B6%E5%B8%9D%E7%8E%8B%E5%AD%A6

https://www.youtube.com/watch?v=4qGvC_cdVs8&t=9s&ab_channel=%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B9

 この指摘は、年を追うごとに注目されるようになり、イスラエル大使館も取り上げて、1975年には、アミシャーブという国家プロジェクトまで始まった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%96

 だが、このアミシャーブ、学問的に日本とユダヤ人の関係を探求するなどという生やさしいものではない。
 イスラエルという国は、シオニズムと呼ばれる「旧約聖書に予言されたユダヤ人の任務を実現するための国家」であり、創世記に描かれている「約束の地」、大イスラエル=グレーターイスラエルを回復させることを国家理念としている世界中でも、唯一、最強の超絶的カルト国家である。

 いわば、イスラエルという国家全体が、サリンをばらまいて大量殺人を行ったオウム真理教の、1000倍くらい恐ろしい超法規、暴力カルトなのだ。
 イスラエルは、シオニズムの理念を実現するためなら、同胞の数百万人をホローコストで犠牲にすることなど屁でもなかった。
 911でツインタワーの3000人も平然と犠牲にし、グレーターイスラエルの先住民、数千万人も、残酷な暴力で追い出し続けている。レバノンでは首都まで吹っ飛ばした。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1022.html

 ただし大半のイスラエル国民は、このことを知らない。国を動かしているのは、サンフェドリン(長老派)と呼ばれるユダヤ教徒の最高会議で、中心にはロスチャイルドがいる。彼らは、2000年前、イエスが「マムシの子ら」と激怒したパリサイ人の子孫である。

 アミシャーブの本当の事業は、2700年前にアッシリアに攻められて行方不明になった「失われた10支族」を探し出して、イスラエルに戻すことである。
 こんなことは、通常の国家の方針にはなりえないが、シオニズム=失われたユダヤ人をイスラエルに戻すという聖書が示した任務を実現するために作られた超カルト国家、イスラエルでは、ユダヤ民族に課せられた至高の義務として認識されている。

 ただ、「失われた十支族」と認定された側は、迷惑などという生やさしいものではなく、シオニズムのためには同胞ユダヤ人600万人を大虐殺させ、その恐怖で無理矢理、ユダヤ人をシオンに帰還させてイスラエルを建国したほどだから、十支族が住んでいる国が完全に破壊され、人々が皆殺しにされることで、無理矢理帰還させられるかもしれない。

 アミシャーブプロジェクトでは、その十支族の筆頭こそが日本人であり天皇家であるとリーダーのアビハイルが語っている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F10%E6%94%AF%E6%97%8F

 https://news.biglobe.ne.jp/trend/0629/toc_160629_9956733132.html

 http://inri.client.jp/hexagon/floorA3F_hb/a3fhb116.html

 http://inri.client.jp/hexagon/floorA3F_hb/a3fhb117.html

 つまり、天皇家(エフライム族?)をシオン(エルサレム)に帰還させるためなら、日本という国家を完全に崩壊させることなど厭わないのだ。
 https://ameblo.jp/kazukttk/entry-12239021587.html

 そして、イスラエルは世界最強といわれる諜報機関モサドを抱えている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E8%AB%9C%E5%A0%B1%E7%89%B9%E5%8B%99%E5%BA%81

 そのモサドが、911テロを実行したという証拠証言が山ほどある。

 https://www.parody-times.com/join/911/911.cgi?mode=main&num=&no=26
    
https://courrier.jp/news/archives/139773/
 https://ja.abna24.com/news/%E4%B8%AD%E6%9D%B1/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%81%E3%80%8C%E3%83%A2%E3%82%B5%E3%83%89%E3%81%AF%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%92%E6%8C%87%E5%B0%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%8D_903553.html

 911テロどころではない。東日本大震災と、それに続く福島第一原発の巨大放射能事故も、モサドの仕業との指摘が多数出ている。
 http://blog.livedoor.jp/matrix_zero1/archives/2021547.html

 それは、大震災の数年前から、笹川財団が寄贈したちきゅう号が、東日本震災の震源地をボーリング探査していたこと。そのときの乗組員の多くがイスラエル人だったこと(後にHPから削除された)。
 フクイチ原子炉のすべてに、モサド企業であるマグナBSP社製の大きな監視カメラが設置されていたこと。
 スノーデンが、原発にモサドの製作したスタクスネットという原発事故をもたらすウイルスを仕掛けたと証言したこと。
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/357253

 こうした情報を勘案するなら、直接の証拠がないにしても、アミシャーブによる「天皇家のシオン帰還」を実現するため、日本という国家をそっくり破壊して、天皇の居場所をなくそうとしたのではないかとの疑いが出ても不自然とはいえない。
 私は、もしかしたら2011年3月に、明仁天皇に、イスラエルから脱出受入通告があったとしても不思議ではないと思っている。

 実際、浩宮一家、愛子君らに、放射能汚染された首都脱出の要請がたくさんあったのは事実だ。
 そのとき、天皇一家がシオンにでも向かったなら、二度と日本に帰ってこられなくなったことだろう。

 日ユ同祖論を、もう少し検証してゆくと、日本書紀に明瞭な証拠が残されていた。
 それは、弓月氏=秦氏の日本渡来の記述だ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%93%E6%9C%88%E5%90%9B
 【『日本書紀』による帰化の経緯としては、応神天皇14年に弓月君が百済から来朝して窮状を天皇に上奏した。弓月君は百二十県の民を率いての帰化を希望していたが新羅の妨害によって叶わず、葛城襲津彦の助けで弓月君の民は加羅が引き受けるという状況下にあった。
 しかし三年が経過しても葛城襲津彦は、弓月君の民を連れて帰還することはなかった。そこで、応神天皇16年8月、新羅による妨害の危険を除いて弓月君の民の渡来を実現させるため、平群木菟宿禰と的戸田宿禰が率いる精鋭が加羅に派遣され、新羅国境に展開した。新羅への牽制は功を奏し、無事に弓月君の民が渡来した】

 応神天皇14年というのは、AD400年前後のことのようだが、はっきりしない。
もしそうなら、まだ奈良時代に達せず、前方後円墳が用いられていたが、江上波夫・騎馬民族説によれば、多数の朝鮮半島系騎馬民族が渡来してきて、いきなり日本文化が巨大な変容を見せた時期である。

 弓月という姓は、現在の中央アジア、キルギルタン付近にあった国で、シルクロードの要衝であり、約200年後、正倉院に、ペルシアとの交易品が大量に納められ、間違いなく、中東との接点があった。現在でも、キルギスの人々は日本人を兄弟として親近感を抱いていると伝えられる。現地では日本人と見分けがつかない人が多い。
 https://travel-noted.jp/posts/29704

 当時の騎馬民族の姓は、先祖の土地や民族、国を示すものが多かった。
 弓月氏は、秦河勝の一族であるとされ、秦という姓も用いた。これは2300年前に中国の覇王であった秦の始皇帝の秦であり、自分たちは始皇帝の末裔を名乗っていたのだ。
 https://blog.goo.ne.jp/nagusa777/e/bec396dd6187d26b83446496fbd68ac6

 その弓月氏、秦氏は、百済国から移動してきたことが明らかだが、百済がエベンキ族の新羅に滅ばされる前、最後の王、武寧王が日本に移住して、継体天皇になったという説もある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%AF%A7%E7%8E%8B

 いずれにせよ、AD400~600年の間、数次にもわたって、大量の渡来人が日本にやってきて、文化を変えてしまったことは、「騎馬民族征服王朝説」に詳しい。
 http://kiwarabi.html.xdomain.jp/hataoukoku.pdf

 百済、秦氏がどこから来たのかということで、文字通り、秦の末裔であると自称し、実際にそうであろう。百済は高句麗から移動した国家であると明らかにされていて、秦氏は、秦の滅亡後、高句麗を建国した可能性がある。

 そして高句麗は女真族の国であるが、やはり秦や弓月から移動した可能性が強い。始皇帝も弓月の人という記録が残っている。
 始皇帝は騎馬民族だったが、匈奴に対して万里の長城を築いたほどなので、トルコ系鮮卑に近い民族だっただろう。

 これらは中央アジア騎馬民族といえるが、彼らがどこから来たのかといえば、中東しか考えられない。匈奴はインド系といわれるが、ペルシアからシルクロードを経て大量の人々が移動してきた。シルクロードは、地球上でもっとも賑やかな文明ハイウェイだったのだ。

 往時の長安は、シルクロードを経て、中東から膨大な人々がやってきていた。そのなかに、イスラエルを追われたヘブライの民=失われた十支族がいた。
 秦の民から扶余・高句麗、百済を建国し、日本に渡来してきたのだ。

 こうして俯瞰すれば、2700年前にイスラエルを追われた十支族が、シルクロードを経て秦の民となり、やがて、高句麗・百済から日本列島に移住し、天皇家を作り出し、日本の武家階級、支配階級になっていた経過がくっきりと浮かび上がってくる。
 もしかしたら、その決定的な鍵はキルギスタンあたりに転がっているのかもしれない。

 なお、始皇帝の遺産は、秦氏によって現在の日本にも大きく刻まれている。
 始皇帝の用いた「駅馬制」は、大宝律令の五機七道に残されている。とりわけ東山道のものは規模が大きく、日本の中核的幹線道路だった。
 秦氏は、東山道を通って、青森にまで達している。
 
 秦の馳道は、京都、平安京・平城京に刻まれ、京都の造営にも生かされている。
 これは秦氏が、中国から持ち込み、日本で開花させた文化である。
 京都には、ユダヤ文化が山ほど残されている。祇園祭(シオン祭)も、神道もそうだ。

 ちなみに、古代ユダヤ人は、モンゴロイドだったと明らかにされている。現在のイスラエル人は、奈良時代にコーカソイドだったハザール汗国がユダヤ教に国ぐるみ改宗してから、イスラエルに出向き混血するようになってから成立した人々で、「アシュケナージ」と呼ばれる。
 ホンモノのモンゴロイド・ユダヤ人は「スファラディ」と呼ばれ、もっとも原型に近いのがバスク人といわれている。

 シオニズム・アミシャーブは、いわばニセモノのアシュケナージ・ユダヤ人が仕組んでいることで、ニセモノであるが故の心の焦りから、とんでもない陰謀仕掛けにこだわっているのかと私は思う。
 ちなみに、イエスキリストもスファラディ・ユダヤ人だったそうだ。
 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35173762




これは理屈は簡単だが、それをわざわざ作る人間がいたのが珍しい。机としての機能性はまったく無い(上板の横揺れがある)から、実用品として作る人間はいない。
理屈としては、上板の重さは上板両サイドの鉄の足(中空にある)を経由して、下の鉄枠から出ている足の上端から、鎖で吊り下げる形で支えられる。つまり、上板の重さはちゃんと下の鉄枠で支えられているのである。そして、上板が水平になるように、その四端の鎖が板の上下動を防止している。それがまるで、「鎖が上板の重量を支えているように見える」わけだ。
まあ、奇術の一種である。これは、「鎖が立ち上がった形で上の物体を支えられるはずがないから、上板の重さを真に支えているのはどこか」を考える、つまり重さのベクトル(力の方向性)を考えればすぐに分かるかと思う。


【画像】物理法則を無視してるように見えるけど成り立ってる机が発見される

 

引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1602863266/

1: 風吹けば名無し 2020/10/17(土) 00:47:46.48 ID:sokALpv30
no title

23: 風吹けば名無し 2020/10/17(土) 00:52:05.72 ID:oFbH3PI00
はぇえ

3: 風吹けば名無し 2020/10/17(土) 00:48:47.19 ID:kU42qCwd0
頭おかしくなりそう

41: 風吹けば名無し 2020/10/17(土) 00:54:06.06 ID:pM9Dbr8W0
あれ?まじでどうなってるの?よくわからん
「神戸だいすき」の記事だが、博学さに驚いた。私は青年のころから壬申の乱に興味があって、できればいつか小説化したいと思っていたのだが、生活に追われて忘れていて、老年になって暇ができたのでいろいろ調べたのだが、そこから私が得た結論が、まさに下で神戸だいすきさんが言っていることだ。つまり、日本を舞台にした朝鮮半島人の代理戦争であり、権力争いであったということだ。まあ、神戸大好きという人はやたらに闘争的だったり(何かの新興宗教信者らしく)妄想的部分もあって人間としては好きではないが、頭の鋭いことは確かなようだ。
なお、「壬申大乱」は小説なのか学術書なのか知らないが、私は未読である。


(以下引用)

急に「壬申大乱」が読みたくなった

今目の前で起きていることでさえ、なにが本当かわからないのだから、ましてや、7世紀の起こったことなど、わかりようはないのだけど、

古代というか・・・天智天武の時代のことが、私は、ずっと気にかかっているのです。

天武天皇は天智天皇の弟だというのに、年齢が上だという。

天武帝が、つけたはずの「天智」の名前は、中国史上の暗帝の名前だという。

天武帝は、王朝を乗っ取てしまうが、聖武天皇の次の代で、終わってしまう。

その後も、帝位争いはずっと続く・・・これが、南北朝にわかれてしまう最初のきっかけではないのか?

そして、帝位を武力で奪った天武天皇が、記したのが記紀。
日本の初めての正史。

しかしながら、これは、本来あった歴史を焚書の上、つくられた偽物の歴史である。

いったい、この時期の日本に何があったのか?

たぶん、天智天武は同じ父王の息子と記されているのだろうけど。
本当は、このころの日本には、大陸からの亡命者が、わんさとつめかけ、帝位を奪い合い、ついに勝者となった天武帝が、歴史書まで書き換えて、安定政権をきづいたのではなかろうか。

実際の日本国の始まりは、この時なのではあるまいか、それが気になる。



ずっと前から、知っているようで知らない感じの言葉として胸に引っかかっていた「サイバーパンク」という概念の定義をウィキペディアから転載しておく。末尾は読んでいないので、ただのメモである。まあ「サイバー」はどうでもいいが、私としては「パンク」の意味(構造・機構・体制に対する反発(いわゆるパンク)が説明されているのがありがたい。しかし、体制への反抗はもともとロックの特徴だったと思うが、そこにまた「パンク」という言葉が出てきた意義が分からない。より、攻撃的、暴力的、退廃的なイメージを好んだのだろうと思うが、なぜ「パンク」という言葉なのか。タイヤのパンクと同じ、「破裂」を表しているのだろうか。

(以下引用)


サイバーパンク(cyberpunk)とは1980年代に流行・成立したサイエンス・フィクションのサブジャンルまたは特定の思想・運動。

ウィリアム・ギブスンが代表的作家。

概要[編集]

「サイバーパンク」という単語は1980年代にブルース・ベスキ作の未成年の技術者集団を描いた短編のタイトルとして出現したが、その後の1985年にSF誌の編集者であり評論家であったガードナー・ドゾワによって、作風を指す新語として用いられ[1]、SF界における思想、運動、スタイルをさす言葉となった。自然科学の理論に基づく従来からのサイエンス・フィクション、これを厳密化したハードSF、非現実な要素を加えたスペースオペラサイエンス・ファンタジーなどに対するカウンターとしての思想、運動であり、それらを体現する小説に盛り込まれた要素・スタイルを抽出し、これをサイバーパンクと呼ぶ。

典型的なサイバーパンク作品では、非現実性へのカウンターとしてよりリアルな現実性が意識され[注釈 1]、最も現実性を体現するモチーフとして人間や心理の描写に力点が置かれた作品が多い。作中では人間が持つ生体機能としての人体と、脳機能に基づく認知、思考、心理などを機械的ないし生物工学的に拡張し、それらのギミック、ないしはコンピュータネットワークによる[注釈 2]模倣が普遍化[注釈 3]した世界・社会の描写を主題のひとつの軸としている。さらに心理描写についても現実性をもたせるため、社会心理学異常心理学で現れる「対立」や「葛藤」の発展形と看做される構造・機構・体制に対する反発(いわゆるパンク)や反社会性を、主人公の言動や作品自体の主題のもう一つの軸として好んで多用されている。これらを内包する社会や経済・政治などを俯瞰するメタ的な視野の背景の提供と描写が加えられることで、作品をサイバーかつパンクたらしめ、既存のSF作品とは一線を画すことが認識されて成立し確立されている。

サイバーパンク作品では、人体へのコンピュータや機械・臓器などの埋め込み(サイバーウェア、インプラントなどと言う)によって機能や意識を拡張する人体改造的な概念や、サイバースペース等と呼ばれるネットワーク空間(仮想空間、仮想社会)などを小道具として登場させる作品も多く、また代表作の幾つかでは退廃的で暴力的な近未来社会を舞台として疲弊しきったテクノロジーを描いていたため、単にそのスタイルのみを真似てこれに倣うフォロワー的な作品がサイバーパンクを名乗ることがあるが、これらのガジェットは要素の一部に過ぎず、パンク思想やメタ視点等の最も中核的な部分を扱うことのない作品は、あくまでフォロワーに過ぎない。

小説『ブラッド・ミュージック』や『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』等の作品もサイバーパンク(ないしはその前駆的作品)として列せられる。これらは根源的な意味でサイバーパンクであるとされており、疲弊した技術やコンピュータとの融合などの「サイバーパンク的ガジェット」は登場しないが、前述の要素を持つためサイバーパンク(または前駆的サイバーパンク)と解釈される場合がある。

由来と分類[編集]

サイバーパンクの語源となるサイバネティクス(cybernetics)とは、本来はフィードバックの概念を核にして生理学機械工学システム工学情報工学を統一的に扱う学問領域であるが、これが転じて脳神経機能の電子的・機械的補完拡張やコンピューターへの接続技術を指すようになった。さらに、人体の機能の一部を機械的・電子的に拡張ないし置き換えたサイボーグ(cyborg: cybernetic organからの造語)という概念がSFで盛んに用いられるようになっていた。サイバーパンクではこれらの人体と機械が融合し、脳内とコンピューターの情報処理の融合が「過剰に推し進められた社会」を描写する。さらに、社会機構や経済構造等のより上位の状況を考察し、それらを俯瞰するメタ的な視点・視野を提供するという点で従来のSFと一線を画する。

これらサイバーパンクを含む「テクノロジーの過剰な発達を土台とした世界や作品」は、一部ではテックパンクスとも呼ばれ、蒸気機関が現実の絶頂期の様相を越えて発展した社会や世界を描くスチームパンクや、電気機器の(現実を越えた、過剰な)発展による社会や状況、鉄塔電線碍子真空管などのガジェットへの傾倒を描いたエレクトリックパンクなどといった類型も存在するが、これらはサイバーパンクからの派生ジャンルとみなされ、共に広義のSFに内包されるものとして取り扱われている。

サイバーパンクが成立した1980年代前半は、北米や欧州を中心にパーソナルコンピュータが一般家庭にも普及を開始し、原始的なネットワーク(パソコン通信)を伴って身近なものとなり[注釈 4]、また各種の電子機器が民生機器として隆盛していた時代でもあり、一方で軍学共同の広域ネットワーク(インターネットの直接のルーツとなるARPAネットなど)の研究と普及も始まっていた[注釈 5]。これら実在のガジェットや概念に触れる機会が増大したことで、それらが「過剰に発展した(近)未来への着想」をもたらしたという点でも、同時代の社会および科学・民生技術の状況がサイバーパンク成立の母体となったことは確かである。

一方、1990年代に入りインターネットの商用利用解禁や、ITバブルによるパーソナルコンピュータや携帯電話などの普及によってこれらが身近なものとなり陳腐化すると、サイバーパンク・ムーブメントの存在感や刺激は相対的に後退し、沈静化する。しかしこれは言い換えれば、90年代以降は、サイバーパンクの着想が大衆的に広く浸透し、あえてジャンル化する意義が見いだせないほど当たり前なものになった時代でもあるということである。さらにインターネットの普及、ユビキタス社会の進展により、サイバーパンク的な感覚は着実に現実に浸透しつつある。

サイバーパンクの系譜[編集]

「サイバーパンク」というジャンルを打ち立てた作品としては、前出のギブスン「ニューロマンサー」を始めとするスプロール・シリーズ作品がまず挙げられる。

日本語への翻訳では、黒丸尚ルビを多用した独特の文体を用いた。また柾悟郎はこの特徴的な文体を活用して『ヴィーナスシティ』を書いた。

ジェイムズ・ティプトリー・Jr.の小説『接続された女』はサイバーパンクの成立以前(1974年)に書かれた作品だが、後にサイバーパンクの先駆的作品として認められるようになった。また、フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』も同様に作品(小説)自体はサイバーパンクとは見なされていないが、これを原作とした1982年の映画『ブレードランナー』において描かれた退廃的で無国籍な人口過密の大都市、空飛ぶ車(スピナー)、高度な科学技術で作られた人造人間(レプリカント)等のビジュアル・舞台設定は、後発の創作に多大な影響を与え、「サイバーパンクとは『ブレードランナー』のような近未来社会を描いた作品である」と形容されることもある。

トマス・ピンチョンの『V.』『重力の虹』なども前サイバーパンク的小説といえる。これらは時代設定的に高度ネットワークをもたない世界を描いた作品であるが、機械との半融合、システムと人間など、サイバーパンクのテーマに連なる内容が特徴である。

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