今目の前で起きていることでさえ、なにが本当かわからないのだから、ましてや、7世紀の起こったことなど、わかりようはないのだけど、

古代というか・・・天智天武の時代のことが、私は、ずっと気にかかっているのです。

天武天皇は天智天皇の弟だというのに、年齢が上だという。

天武帝が、つけたはずの「天智」の名前は、中国史上の暗帝の名前だという。

天武帝は、王朝を乗っ取てしまうが、聖武天皇の次の代で、終わってしまう。

その後も、帝位争いはずっと続く・・・これが、南北朝にわかれてしまう最初のきっかけではないのか?

そして、帝位を武力で奪った天武天皇が、記したのが記紀。
日本の初めての正史。

しかしながら、これは、本来あった歴史を焚書の上、つくられた偽物の歴史である。

いったい、この時期の日本に何があったのか?

たぶん、天智天武は同じ父王の息子と記されているのだろうけど。
本当は、このころの日本には、大陸からの亡命者が、わんさとつめかけ、帝位を奪い合い、ついに勝者となった天武帝が、歴史書まで書き換えて、安定政権をきづいたのではなかろうか。

実際の日本国の始まりは、この時なのではあるまいか、それが気になる。