私は深い深いため息を漏らした。いったいどうしたらいいんだろう。私が思い悩んでいる間、ドワーフは別の不思議な図形を地面に描いていた。一匹の蝶がやってきて、その上に留まった。正確に言えばその中心に留まった。私は恐れていたことを白状しよう。私は自分が最初から最後まで沈黙を守ることができる自信が無かった。だが、それがあの素晴らしい娘を自分の手に抱く唯一の手段であるとわかっていた。私は彼女がステージ8で象の足の爪をはめる作業をしている様を思い描いた。私は彼女を手に入れねばならなかった。
「いいだろう」私は言った。「君の言うとおりにしよう」
「OK」ドワーフは言った。「我々は合意に達した」
「いいだろう」私は言った。「君の言うとおりにしよう」
「OK」ドワーフは言った。「我々は合意に達した」
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冬山想南
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