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農業高校の生徒3人(あるいは5人)が異世界に飛ばされる。そこで、高校で習得した知識を利用して重宝される人材になる。
最後は、5人の教えた野球で隣国との友好関係を結び、大団円となる。



普通科の高校とは何が違う?
農業高校で学べること

「ある農業高校(都市園芸科)1年生の時間割」の表を見てもわかるように、農業高校でも普通科高校と同様に国語、数学、外国語などの教科を学びます。そのうえで、専攻分野に応じた専門科目を1年次から学ぶことができます。

ある農業高校(都市園芸科)1年生の時間割

曜日 時間
1 2 3 4 5 6 7
化学基礎 体育 現代社会 数学I 保健 コミュニケーション英語I
農業情報処理 農業情報処理 家庭基礎 家庭基礎 国語総合 体育
農業と環境 農業と環境 現代社会 数学I 国語総合 ホームルーム
国語総合 コミュニケーション英語I 農業と環境 農業と環境 化学基礎 数学I 人間と社会
化学基礎 コミュニケーション英語I 音楽/美術 音楽/美術 総合実習 総合実習
 は農業科の専門科目。1年生は1週間に8時間実施。

農業高校の専門科目では、植物(野菜、草花など)や動物(家畜など)、食品や地域環境などについて、基礎的な知識や技術、その活用方法を学んでいます。学校によって違いはありますが、地域に根差した学科やコースが充実しているのが特長です。ここでは主な学科を「生産技術・経営系」「資源活用・ヒューマンサービス系」「環境技術・創造系」の3つに分けて、学習内容などを紹介します。

1.生産技術・経営系

生産技術・経営系には、「農業」、「園芸」、「畜産・動物」、「バイオ」、「農業経営」などを専門に学ぶ学科が分類されます。都市部の農業高校では都市型農業など、地域に根差した農業の形を学ぶ科目があったり、動物科でも小動物を専門とする科目を学ぶ高校もあります。そのほか、バイオ技術や流通などを学ぶコースなどを設置している学校もあり、幅広い知識を吸収できるようになっています。

写真:牛舎の様子

2.資源活用・ヒューマンサービス系

資源活用・ヒューマンサービス系には、「食品」「生活」を専門に学ぶ学科が分類されます。「食品」系の学科では食品製造や加工、食品の栄養成分や分析、食品を扱う際の衛生管理などを専門的に学びます。一方、「生活」系の学科では、食生活を含む家庭生活全般や保育、福祉などに関する基礎的な知識を学びます。被服やファッション、フラワーデザイン、フードデザイン、家庭介護などの科目があるのが生活系の学科です。

写真:饅頭作成の様子

3.環境技術・創造系

環境技術・創造系には、「農業土木」「森林・林業」「造園」などを専門に学ぶ学科が分類されます。これらの学科では測量、土木、環境、森林、林産加工、公園や庭園などのデザイン、環境デザインの知識や技術を学びます。森林・林業などの専門学科がある農業高校は全国的に多くありませんが、国土の約7割を森林が占める日本では、森林・林業など環境技術系の知識を修得したスペシャリストの育成が期待されています。

写真:測量の様子

在校生が取得を目指す主な資格・免許

農業高校の魅力のひとつにあげられているのが、さまざまな資格や免許取得に挑戦できる点です。在学中に取得可能な資格や免許・検定を一覧にしてみました。

取得可能な資格・免許の例

生産技術・経営系 農業簿記検定、初級バイオ技術者認定試験、一般毒物劇物取扱責任者、3級フラワー装飾技能士(国家資格)、3級室内園芸装飾技能士(国家資格)、アーク溶接、ガス溶接、動物愛護社会化検定など
資源活用・ヒューマンサービス系 食品衛生責任者、食生活アドバイザー3級、3級販売士、家庭科技術検定(被服、食物調理、保育)、調理師免許、全商簿記実務検定など
環境技術・創造系 測量士・測量士補(国家資格)、2級土木施工管理技士(国家資格)、造園技能士(国家資格)、小型車両系建設機械運転、高所作業車、フォークリフト、刈払機取扱いなど
学科共通 日本農業技術検定、アグリマイスター、FFJ検定、土壌医検定、危険物取扱者、2級ボイラー技士など
その他 日本情報処理検定、実用英語技能検定、実用数学技能検定、日本漢字能力検定など

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