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某スレッドのコメントだが、日本人は階層性や統一というもの、あるいは「絶対思想」に疑惑を感じるという精神性はあるかもしれない。
封建社会下で限界はあっても、或る意味、西欧とは別の「民主主義」が存在しているとも言えそうだ。つまり、「絶対的存在」を疑うという、精神の民主主義だ。

(以下引用)


■ 日本の主要な信仰体系では、
  宗教的な信念において中央集権は重要な要素ではなかった。
  それは神道や仏教でもそう。
  明確な階層的、あるいは統一された構造はない。
  一般人と僧侶たちとで意見が異なる事さえある。
  これは基本的に、日本の歴史を通じて変わらないんだ。
  キリスト教が日本に持ち込まれた時に、
  市民や為政者が懐疑的に感じた要素は、
  教会の中央集権的で統一された性格だったんだ。
  神は唯一で、「教会(カトリック)」も1つで、法王も1人。
  階層的な信仰に対する本能的な反発は、
  今でも日本社会には残ってるんじゃないかな。
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