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たぶん、ほとんどの人に興味の無い話だろうと思うし、例によって書きながら考えるので、(これは、小林秀雄もそうだったらしい。書いていないときは何も考えていないに等しいという感じだったとか。)とりあえず、メモ中心のこちらのブログに書いておく。

1:恩田陸と小川未明の類縁性
2:三島由紀夫とリラダンの「残酷物語」(なぜリラダンはこの作品集に「残酷物語」と名付けたか)(「ヴィルジニーとポール」の何が「残酷」なのか)
3:残酷さと詩情(「雨の中の噴水」)
4:残酷さとは「リアルな人生の姿」であること→それがなぜ「詩情」を生むかという、不思議なメカニズム→「グロテスク」な描写には「詩情」は無い
5:小川未明の童話の「残酷さと詩情」、宮沢賢治の童話の「残酷さと詩情」
6:詩情とは「もののあはれ」であり、「あはれ」とは「哀れ」でもある
7:悲しみと詩情の近縁性(「喜び」における「詩情の欠如」と対照的)
8:「喪失(別れ)」の悲しみと詩情
9:「山の人生」の親による子殺しの残酷さと夕日の対照による異常な効果→この「子殺し」は、はたして「グロテスク」か? 子供自身がその死を望んだことの「哀切さ」

といったところか。



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