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オヌアはダイネの熱意に打たれて、その肩に手を置いた。「大丈夫さ。うまく行かなくても、何かの仕事には就けてやるよ。お前を立ち往生させるような目には遭わせないから。それで安心できるかい?」
ダイネは元気よく頷いた。「ええ、オヌアご主人様」
オヌアはたこのある手を差し出した。「なら、握手しよう。で、私を『ご主人様』なんて呼ぶのは無しだ。私の名はオヌアだからね」
ダイネはこの女性の力強い手を同様に力強く握り返した。「クミリ・ラデーのオヌア・チャムトングでしたね」彼女は言った。「私、覚えてます」
オヌアは微笑した。「たいへんよろしい。さて、あんたの馬は他の馬と一緒でいいのかい?」
「そうしない理由はありませんわ」ダイネは荷物と鞍をクラウドの背中から降ろした。
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