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女性作者のなろう小説というのは、ヒロインと父親が恋愛関係になる(「うさぎドロップ」など。これをなろう小説というのは厳密には違うが、漫画と小説を区別するのは面倒であるし、「なろう小説」というのは「作者の願望丸出し小説」の意味である。)という近親相姦パターンが時々出てくるが、男読者にはこれが気持ち悪いわけだ。
下のスレッドは、作品の表現方法のあまりの幼稚さへの不満だが、それは作者がプロではない以上、当たり前の現象である。で、そのなろう小説が多くの読者を持ち、アニメ化や漫画化も無数にある、というところを考える必要がある。これは、読者層が求めるのは、けっして高度な作品内容ではない、ということである。
つまり、幼稚な精神性を持った読者には幼稚な作品が適している、ということで、なろう小説の場合は、そういう読者層の「願望充足願望」(変な言葉だが)を見事に、そして十分かつ適切に満たす内容であるのではないか。
ステータス数値化とかステータスウィンドウオープンにしても、低レベルの(ゲームしかやらないような)読者には分かりやすくなじみやすく、いい感触を与えるのだろう。私も、これが出ると萎えるのだが、まあ、コメントにあるように、なろう小説を「百均商品」と思えば腹を立てるほうがおかしいのである。

(以下引用)



1: 2020年2月2日(日)
数値化されてるステータスが出ると100%駄作やわ
ステータス勝ってるのに経験差で負けるとかいう話あるとマジでゴミ
7: 2020年2月2日(日)
ステータスオープン!←これ
2: 2020年2月2日(日)
ステータス好きやなオタクって
3: 2020年2月2日(日)
サム8批判は
6: 2020年2月2日(日)
ステータスウインドウとか出るのもあんま好きじゃないな
8: 2020年2月2日(日)
数値化の何がつまらんってゲームみたいに厳密にルールがあるわけじゃないからただのフレーバーに過ぎないこと
12: 2020年2月2日(日)
>>8
FEみたいにステータスから与ダメ被ダメ割り出すわけでもないからな
数字に何の意味もない
11: 2020年2月2日(日)
ステータス出す以上しっかり使ってほしいよね
13: 2020年2月2日(日)
ステータス出てても面白いジョジョ
14: 2020年2月2日(日)
>>13
数値とかじゃなくて力が強いか弱いかとかスピード速いか遅いかしかないからな
16: 2020年2月2日(日)
>>13
数値化されてないふわふわしてるやつだからな

 


17: 2020年2月2日(日)
ワイはステータスとか最強とかそういうのが萎える要素やない
性格の悪い描写に萎える
21: 2020年2月2日(日)
>>17
作中でちゃんと性格悪い奴として扱われるならええんやけどな
ただイキってるだけとか
ガチでナチュラルに性格悪くなってるのは見てられへんわ
18: 2020年2月2日(日)
なろうで最もクソな要素はステータスとスキルやが

なろうで最も許されざる要素はおっさんの少年or少女化だわ
24: 2020年2月2日(日)
>>18
スライム転生とかすべての要素を満たしてるやんけ
34: 2020年2月2日(日)
>>18
わかる
若ぶってても大人ぶっててもキショイ
32: 2020年2月2日(日)
設定は考えてそれを披露したいけど丁寧に文章で説明するのが面倒だからこれをやってるんやろ
素人の趣味感が顕著に出てる
19: 2020年2月2日(日)
設定考える知能が無いから
レベル
スキル
ギルド
26: 2020年2月2日(日)
>>19
奴隷
獣人
もテンプレやぞ
29: 2020年2月2日(日)
実際一番冷めるのは主人公以外マジで頭使わなさすぎる問題やろ
30: 2020年2月2日(日)
いちいち説明するからやなスキルやステータスも含めて
だいたい似たような世界観のくせに
20: 2020年2月2日(日)
なろう作品って100円均一で売ってるプラスチック製品みたいよな
38: 2020年2月2日(日)
ステータスオープン!
アイテムボックス!
ゲームけ?
40: 2020年2月2日(日)
>>38
ゲームしかやってこなかったキッズが書いた代物やぞ
107: 2020年2月2日(日)
そもそもステータスとかスキルとかネトゲの世界観をさも当然のように押し付けてくるのがキモい
114: 2020年2月2日(日)
>>107
せめて小説の中でイキろうって気概ならわかるけど
小説の中でまでネトゲでしかイキれんって悲し過ぎるよな
52: 2020年2月2日(日)
こんなん読むよりゲームやってた方がおもろいやろ
33: 2020年2月2日(日)
なろうの主人公ってナチュラルに性格終わってる奴多すぎやろ
55: 2020年2月2日(日)
主人公が何か凄い事をする→長々と強キャラが長々と主人公の行動がどれだけ凄いかを長々と語り長々
58: 2020年2月2日(日)
>>55
そして別のキャラが出てくるとそいつにも同じ紹介
83: 2020年2月2日(日)
>>55
これほんまにきつい
63: 2020年2月2日(日)
キンキンキンキン
68: 2020年2月2日(日)
ステータス表示されない異世界スマホ再評価きたな
64: 2020年2月2日(日)
読者がモンスター過ぎるのが作品のワンパターン化の原因らしいが本当にこんなの読みたいんかな
98: 2020年2月2日(日)
昔女さんがスイーツ(笑)って呼ばれてた頃ケータイ小説って言うとりあえず男に襲われたり事故とか病気でしぬテンプレばっかで今じゃ消えた文化があったんや
なろうも同じように消えるからその内アホくさいテンプレもカスみたいなシナリオも懐かしい思い出になるで
70: 2020年2月2日(日)
最初から主人公作中最強にさせて何が楽しいんだよ
困難を血反吐吐きながら乗り越えるのが面白いんだろ?
74: 2020年2月2日(日)
>>70
ほんそれ
どんだけありきたりで臭かろうが挫折→努力→成功のパターンは心動かされる
73: 2020年2月2日(日)
>>70
困難から逃げてきた層がなろう読むからしゃーない
9: 2020年2月2日(日)
そうなるとサムライ8はどうなんや?
31: 2020年2月2日(日)
>>9
なろう←ステータスオープン!!で馬鹿でもわかる
サム8←ステータスオープンしても尚わかり辛い

なろうの勝ち
103: 2020年2月2日(日)
>>31
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私はロアルド・ダールは好きなのだが、中村妙子訳の「オ・ヤサシ巨人BFG」は、タイトルが気色悪くて読んでいない。「オ・ヤサシ」とは何なのか。原題の「BFG」がBig Friendly Giantの意味なら、「優しい巨人」でいいではないか。それにタイトルまで日本語訳するならBFGは不要だろう。


kaizen@名古屋de朝活読書会
ネタバレやや長編になるこのお話も、最初から最後まで面白い展開で、飽きることなく読むことが出来ました。 BFGって何かわからなかった。ネットで検索すると、Big Friendly Giant、大きなやさしい巨人という意味らしい。それなら、オ・ヤサシ・巨人だけでいいかもしれません。 訳者の「あとがき」に、誤訳があっても、子供は細かいところにこだわるのではなく、筋のおもしろさに取り込まれるのだから、多少の誤訳は関係ないという趣旨が書いてあった。 文化が違うので、「正確に訳す」ことは不可能でも意志が通じれば。
ブエノスアイレスの道

「BFC]の意味がわかりました!

05/25 11:45
未知亜
ネタバレ【読書ノート転記】なんでこんなタイトルだったっけなどなど、結局わからないままで欲求不満。子どもに話しつつ組み立てていったんだろうなあという感じがそのままで。。。発想は面白いけど女王様に頼るあたりからなんかシラけるんだよなあ。登場人物の背景がいまひとつリアルじゃないというか。なんか残念な感じが拭えない。
大島弓子が天才であり、漫画界の詩人であることは前に書いたかもしれないが、その作品のタイトルを見ただけでもそれは分かるだろう。
ここでは、彼女の語感(音感)の素晴らしさを示す事例を挙げる。

「雨の音が聞こえる」は、それ自体、素晴らしいタイトルだが、これは八木重吉の詩の題名を借りたものだから、それ自体は措いておく。
ここで紹介するのは、この漫画に副題として付いている「ラ・レッセー・イデン」である。
私は、初読の時に、このフランス語めいた副題の意味は何か、とだいぶ考えたが、フランス語の辞書は持っていないので、調べることもできず、また持っていても綴りを知らないのだから調べられなかっただろう。だが、程なく、私はこれが大島弓子の冗談だと気付いたのである。
いや、私の間違いであるかもしれないが、これは、「劣性遺伝」に、フランス語の冠詞めいた「ラ」をつけてフランス語のように見せたイタズラだったと思う。
実際、この短編の内容は、劣性遺伝(こんな雑文に正確さを求める人はいないと思うが、念のために言えば、生物学的な意味の劣性遺伝ではなく、劣等な能力を遺伝したという意味である。)と、それに起因する劣等感の話なのである。その副題が「劣性遺伝」であるのは当を得ているのではないか。ただ、それが「劣性遺伝」の意味だと理解できた読者が何人いたか。そこが、高度なイタズラだと思う。ネット時代の今とは違い、この「発見」を公にする手段を持つ読者もほとんどいなかったのだから、いわば、描くと同時に消える絵具で描いた名画のようなものだ。誰に伝わらなくてもかまわないわけである。
それはともかく、ここで強調したいのは、大島弓子の音感の素晴らしさだ。日本語は語尾がほとんど母音になる特質がある。その例外の語尾が長音と撥音である。「劣性」の語尾を長音にして「レッセー」としたら、「遺伝」の語尾は撥音であるから、「レッセー・イデン」は日本語らしさを持たない言葉になる。そこに、フランス語の冠詞めいた「ラ」を付ければ、これをフランス語だと思うのは自然の成り行きである。実に高度な言語操作だと思う。
「虚無党」というのはかつてロシアに実在したグループだが、ニヒリストが「党」に入るのは、筒井康隆のいわゆる「一匹狼の集団」というナンセンスの一種と私には思える。
前に書いた、ペチョーリンとロシアの女スパイを同一視することに私が違和感を覚えるのはそのためだ。スパイとは組織の上司に命じられて行動する人間で、そこにはニヒリズムとは異なる心性がある。つまり、ねじ曲がった(と私には思える)愛国心と冒険心であり、ニヒリズムの対極だろう。
なお、スパイの仕事自体は実は地味なものらしいが、常に生命の危機にさらされているという不安と恐怖が、彼らにはあるはずである。それでも逆に、そのスリルのためにスパイになる心理を私は「冒険心」と言っている。
本当のニヒリストは、一日中ベッドからも出ないで寝ているだろうし、生きるのが面倒になれば自殺するだろう。
町山智弘は映画関係の雑学は「何でも知っている」ことを自分の売り物と考えているようで、知ったかぶりが多いのだが、ロシアの女スパイと「現代の英雄」のペチョーリンのどこに類似性があるのか。少なくとも、映画のほうの「ロシアより愛をこめて」に出てくるキチガイ婆の殺し屋のことでないとしたら、ボンドを色仕掛けで落とそうとする可愛い女スパイしかいないが、この女スパイをペチョーリンと同一視することはまったく不可能である。イアン・フレミングの原作の話だとしても、どこがどう似ているのか説明が必要だろう。

(以下引用)


イアン・フレミングの『ロシアより愛を込めて』で、ジェームズ・ボンドと出会ったソ連の女スパイは、あるロシア文学の主人公に似ている、と思う。その作品名はどこにも書かれていないが。レールモントフの『現代の英雄』のペチョーリンのことである。
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