「火星の砂嵐」がもの凄いように描かれた、ナショナルジオグラフィック制作のテレビシリーズ「Mars」を断片的に見て、果たして、本当にそれほど凄いのか、と疑問に思って調べてみた。火星の成層圏まで砂塵が上がるのは事実のようだが、それは火星の大気圧が低く、重力が小さいせいで、実際の威力はさほどでもないようだ。このテレビシリーズはフィクションのくせにところどころドキュメンタリー風に作っているから、タチが悪い。まあ、ナショジオはユダヤの作ったものだし、嘘はお家芸だ。
昨日、火星映画のオデッセイを見ました。 火星には大気がほとんどないというのに...
2016/2/1207:30:28
ベストアンサーに選ばれた回答
編集あり2016/2/1803:00:12
火星の大気圧は、地球の約100分の1しかありません。
地球で秒速28メートルの風が吹けば「暴風」になり、家屋に被害が出たりしますが、火星上で同じ規模の風が吹いても秒速2.8メートルにしか感じられません。つまり、火星上では映画のようにワトニーが吹き飛ばされたりMAVが傾いたりするほどの強風は起こりません。
重力が少ないので、舞い上がった砂やチリがいつまでも大気中に漂っているため一見強烈な砂嵐が起こりますが、威力はありません。火星の砂嵐は見かけ倒しの嵐です。
この間違いは原作が出版された後ですぐにわかっていたそうですが、ここを訂正すると映画がなりたたくなるので、そこのところは目をつぶって脚本を書いたそうですhttp://www.jifu-labo.net/2016/02/explain_martian/。
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質問者
2016/02/1912:29:52
ありがとうございました。
やっぱりそうですよね。
返信を取り消しますが
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