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「日々平安録」の中の「『ロシア革命百年の謎』を読む」という記事の一節だが、「現在のロシア人がもっとも尊敬する歴史的人物はスターリンで、二番目がプーチン、三番目がプーシキンで四番目がレーニンで、最悪がゴルバチョフ」というのが面白い。これは西洋マスコミおよび日本マスコミによる洗脳に溺れている日本人には意外だろうが、少し考えれば当然だと思う。
つまり、ロシアの民衆を農奴的状態から救い出したのがロシア革命であり、スターリンはソ連がもっとも困難な時期に見事に(もちろん、その強権的部分が西洋側から非難されてきたわけだ。)国家経営を行ってソ連を大国にした。レーニンは、いわばロシア革命の途中から出てきて手柄を奪っただけの存在にすぎない。あるいは、ただの思想家だ。そして、ゴルバチョフは、その大国ソ連を崩壊させた最大の張本人であるわけだ。

(以下引用)





 そして、本書を読んで、教えられるところは多々あったのだが(たとえば、現在のロシア人がもっとも尊敬する歴史的人物スターリンで、二番目がプーチン、三番目がプーシキンで4番目がレーニンで、最悪がゴルバチョフであるとか)、文学観点からロシア革命、あるいはソ連という国家を論じるという行き方に強烈な違和感を感じた。それで、以下、その違和感が何によるのかということを少し考えてみたいと思う、
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