・岩野夫人の夫は工場経営者で、その工場で労働争議が起こっている。
・その工場は何工場にするか?
・一番、労働争議が起こりそうで、しかも弾圧されやすいのは炭鉱経営か。
・夕張炭鉱の所有者にするか。だから、妻子は札幌在住で、夫は夕張にいることが多い。
・岩野氏も登場させるか?
・鳥居氏の結婚問題を先に出すこと。
・真淵力弥も早めに出したい。
・札幌市内での火事。労働争議で逮捕者が出たことへの労働者の報復。警察や裁判所への放火。
・その前に、労働者の決起を促すアジビラが撒かれる。佐藤富士夫所有の印刷機が使われる。
・その印刷機を奪うために佐藤富士夫は殺される。「改良派」粛清を兼ねる。
・その前に佐藤鱒子の登場。出産。死。
・鱒子の出産を巡る、富士夫や桐井の献身的行為。新しい生命を得た感動。その場から、佐藤は引き離され、殺害される。その同じ夜に、桐井は「哲学的自殺」を遂げる。
順序としては
1:鳥居教授の結婚問題:岩野家(岩野氏、岩野夫人、理伊子、力弥の会話)で、菊と銀三郎が関係があるのではないかというゴシップとして語られる。理伊子と力弥だけになると、力弥は理伊子が銀三郎に惚れていることを察知する。「お菊さんはあの人とは合わないと思うわ。大人しいだけで無学な人だから、話すことが何も無いでしょうからね」「家庭を守るだけの、奴隷みたいな女で良ければいいでしょうけどね」
2:労働争議の話(労働者逮捕の話):上に同じく、岩野家での会話。岩野夫人と夫。
3:鱒子の登場から佐藤の殺害(印刷機引き渡しの要求と拒否)、桐井の死
4:銀三郎が麻里江と結婚していることを真淵力弥に告げる。力弥は激怒する。
*アジビラが出回っている件をこのあたりに挿入。鳥居教授と兵頭の会話?兵頭が教授の縁談をからかう。教授は「他人の不始末」と結婚する気は無い、と言う。
*帰途、兵頭と藤田が接触しているシーンをインサートする。
5:藤田が田端兄妹殺害を銀三郎にそそのかす。(暗黙の了承?)
6:理伊子が銀三郎の元へ奔る。
6:札幌の大火(同じ夜)各所の官庁、工場などが放火される。
7:(翌朝)田端兄妹の死骸が火災現場から出る。現場に現れた兵頭が、「この女は銀三郎の内縁の妻だ」と暴露する。
8:死体を見るために現場に来た理伊子が群衆の投石で殺される。
9:放火が死体隠蔽のためではないかとして、銀三郎が疑惑を受ける。(8の前にする)
10:藤田が逮捕されるが、銀三郎ではなく、放火は兵頭の指令だと言う。殺人の件ではシラを切る。
11:兵頭が銀三郎に救いを求めるが、銀三郎はカネだけ与える。兵頭は上海に逃亡する。佐藤富士夫殺害の件と放火疑惑で富士谷と栗谷の逮捕。銀三郎は菊を連れて札幌を離れる。
12:関東大震災と兵頭の死。
13:銀三郎の帰国、兵頭の墓前のモノローグでラストとなる。
(参考)
・その工場は何工場にするか?
・一番、労働争議が起こりそうで、しかも弾圧されやすいのは炭鉱経営か。
・夕張炭鉱の所有者にするか。だから、妻子は札幌在住で、夫は夕張にいることが多い。
・岩野氏も登場させるか?
・鳥居氏の結婚問題を先に出すこと。
・真淵力弥も早めに出したい。
・札幌市内での火事。労働争議で逮捕者が出たことへの労働者の報復。警察や裁判所への放火。
・その前に、労働者の決起を促すアジビラが撒かれる。佐藤富士夫所有の印刷機が使われる。
・その印刷機を奪うために佐藤富士夫は殺される。「改良派」粛清を兼ねる。
・その前に佐藤鱒子の登場。出産。死。
・鱒子の出産を巡る、富士夫や桐井の献身的行為。新しい生命を得た感動。その場から、佐藤は引き離され、殺害される。その同じ夜に、桐井は「哲学的自殺」を遂げる。
順序としては
1:鳥居教授の結婚問題:岩野家(岩野氏、岩野夫人、理伊子、力弥の会話)で、菊と銀三郎が関係があるのではないかというゴシップとして語られる。理伊子と力弥だけになると、力弥は理伊子が銀三郎に惚れていることを察知する。「お菊さんはあの人とは合わないと思うわ。大人しいだけで無学な人だから、話すことが何も無いでしょうからね」「家庭を守るだけの、奴隷みたいな女で良ければいいでしょうけどね」
2:労働争議の話(労働者逮捕の話):上に同じく、岩野家での会話。岩野夫人と夫。
3:鱒子の登場から佐藤の殺害(印刷機引き渡しの要求と拒否)、桐井の死
4:銀三郎が麻里江と結婚していることを真淵力弥に告げる。力弥は激怒する。
*アジビラが出回っている件をこのあたりに挿入。鳥居教授と兵頭の会話?兵頭が教授の縁談をからかう。教授は「他人の不始末」と結婚する気は無い、と言う。
*帰途、兵頭と藤田が接触しているシーンをインサートする。
5:藤田が田端兄妹殺害を銀三郎にそそのかす。(暗黙の了承?)
6:理伊子が銀三郎の元へ奔る。
6:札幌の大火(同じ夜)各所の官庁、工場などが放火される。
7:(翌朝)田端兄妹の死骸が火災現場から出る。現場に現れた兵頭が、「この女は銀三郎の内縁の妻だ」と暴露する。
8:死体を見るために現場に来た理伊子が群衆の投石で殺される。
9:放火が死体隠蔽のためではないかとして、銀三郎が疑惑を受ける。(8の前にする)
10:藤田が逮捕されるが、銀三郎ではなく、放火は兵頭の指令だと言う。殺人の件ではシラを切る。
11:兵頭が銀三郎に救いを求めるが、銀三郎はカネだけ与える。兵頭は上海に逃亡する。佐藤富士夫殺害の件と放火疑惑で富士谷と栗谷の逮捕。銀三郎は菊を連れて札幌を離れる。
12:関東大震災と兵頭の死。
13:銀三郎の帰国、兵頭の墓前のモノローグでラストとなる。
(参考)
明治時代の中頃から、「殖産興業」の一環として北海道で採炭事業が開始されますが、当初は採炭作業のほとんどを人力で行っていたため、その労働実態は過酷なものでした。
このため、明治25年に北海道最初の炭鉱争議が開坑間もない夕張で発生し、労働組合誕生のきっかけとなります。以降、産炭地の労働組合は、徐々に組織化され、大正から昭和にかけて、組合員の経済的地位向上のため賃金引上げ、安全確保要求、合理化反対などの諸活動を展開します。しかし、閉山に伴う組合員の減少などによりその活動は縮小します。
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