「混沌堂主人雑記(旧名)」所載の「deeply japan」記事の一部である。
(以下引用)
(以下引用)
だがしかし、違うものは違うし、嘘は嘘でしかない。
ナチの被害。左から、相手にした師団数、航空機の損害、砲・銃器類、戦車。
どれをとってもほぼ75%が、ソ連によって壊滅された。英米(+α)は足しあげても25%
私はこれに、タイムラインも加えたいですね。西部戦線は最初はドイツ人が元気な時期だけど、最後は東部戦線で壊滅的な打撃を負った後なので、相当くたびれたドイツ人師団になっていた。それを叩いたのがノルマンディー作戦。
これを第二次世界大戦の分水嶺だった、などというのは冗談でしかない。しかしそれを映画だの言論を使って馬鹿みたいに広めてきたのがアメリカであり、それをまともにくらってるのが西側世界。
小さな嘘ならともかく、これだけ多くの人が関わった出来事を新聞屋が学者ごときがどれだけ嘘をこねくりまわしたところで本当になるわけではない。
このへんの話は去年まとめた通り。
2020年:the Westのナラティブ管理崩壊年
ここから1年経って、ともあれ、事実関係を認める人たちが去年と比べれば増えたでしょう。twitter見ててもそれはわかる。また、著作物のあるような人達の論考でも、欧州戦線でいえば英米の果たした役割は2割程度なんだから云々、といった文が入っているのも見た。
じいさまたちはもうどうでもいい。若い人たちがその毒に飲まれないことがわけても重要。
■ 差別感情の権化
で、結局どうしてこうなるのかというと、ナチと同様、西側の支配層というのは、「ロシア人」なら死んだってかまわないと思っているからでしょう。彼らには意思だの名誉なんかないと勝手に思いなしている。だから盗みに入っても無問題だと思ってるし、騙しても無問題だと思ってる。
「ロシア人」になんで「」を付けたかというとこれは西側から見た総称で、要するにスラブっぽい人たちはみんなRussians。ウクライナ人はもちろん、ポーランド人とかセルビアあたりの人たちも入る。
西側の人間が教え込まれている、アメリカがナチを破ったというのは相当に怪しい話で、実際最も決定的な働きをしたのはソ連の人々でした。
この膨大な犠牲を一顧だにしないのが西側が言う「人道」というもの。また、ソ連の人なら死んでも無問題というのが後の「反共思想」に脈々と流れる差別感情の源流だと思う。是非ともこれは崩壊させるべき。
WW2の決定的な勝者はソ連だよと人々が言うの巻
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