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あまり先入観や好き嫌いにこだわらず、異世界物や異世界転生物、魔法アニメをたくさん見て研究しているのだが、すべてあまりにも低レベルである。とにかく、魔法に限らず、アニメは「異能力」をネタにしたがるが、それがことごとくつまらない。
そのつまらない理由は、おそらく、「新しさがない」「工夫がない」ことで、具体的現象としては「魔法名を叫んで、魔法効果の画面を出すだけ」というところにあるかと思う。
「魔法学園もの」が多いのは、おそらく「ハリー・ポッター」の影響だろう。まあ、私自身、学園ものは嫌いではないが、魔法と「学校」はあまり合わないと思う。魔法使いを量産して、兵士にするのが関の山である。つまり、昔の「剣と魔法の物語」の持つ冒険性が希薄になり、戦争と政治の話の飾りにしかならない。
魔法ものに新機軸を出すことは不可能だろうか。
むしろ、魔法というより、「精神操作」のほうが現実性が高く、そのために恐怖感も高いのではないか。魔法とは本来、精神操作だろう。炎や水を出したり武器にしたりするほうが、「映像的効果が高い」とアニメ制作者は考えるのだろうが、それがマンネリ化しているのである。
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