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「復讐」について考えてみる。
現代社会では、復讐は禁じられている。復讐をしたら、法的に処罰されるわけだ。しかし、上級国民は権力制度 と暴力装置で守られているから、法では裁かれない。
つまり、現代で復讐が禁じられているのは、究極的には上級国民や権力にいる側の人間を守るためであって、人権とは無関係だということだ。
論理的に言うと、法による処罰(刑罰)自体が復讐である。つまり、個人の復讐の権利がいつのまにか権力に取り上げられたわけである。それは、私人が復讐権を持つと、彼らを害した側(たいていは権力側)が復讐されるから、それをあらかじめできないようにしたわけだ。
その結果、人民は人間ではなく羊になった。

まあ、権力との関係は不問としても、我々は「復讐権」を取り戻すべきだろう。そうすれば、悪の側にいる人間も弱者においそれと手を出せなくなる。つまり、「復讐は無罪」というように法を変えるべきである。その仔細は法学者に考えてもらえばいい。たとえば詐欺犯罪は被害者には生命に関わる重大犯罪だが、「目には目を」方式だと復讐が不可能なので、「相手の財産と被害金額の割合」に応じて、復讐の度合いを決めるわけだ。財産の半分以上を奪ったら、加害者を殺してもいい、とする。等々。とすれば、たとえば安倍狙撃犯とされている山上容疑者は無罪となる。つまり、安倍は総理大臣が統一教会を許容し、利用していたわけで、統一教会の存在の大きな要因だったからだ。まあ、この事例は論理的に極端だが、とにかく「復讐は無罪」論を推進しないと世間の悪ははびこり続けるだろう。
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