忍者ブログ
[286]  [285]  [284]  [283]  [282]  [281]  [280]  [279]  [278]  [277]  [276

花登筐は、バーナード・ショーのもじりだと聞いているが、「筐」は「しょう」ではなく「きょう」だろう。そして、書いた内容は、バーナード・ショーの洒落た機知や皮肉とは程遠い、日本的、土着的な泥臭い愛憎のドラマが多かったと思う。まあ、河内弁の世界、というイメージだ。

それはともかく、ここに書かれた粗筋は、面白い。

実はネットフリックスで見た、アメリカの独立リーグチームを描いたドキュメンタリーを元ネタにして、野球のドラマを書いてみたいと思っているのだが、その小ネタ(サイドストーリー)にも使えそうだ。
なお、そのドキュメンタリーの主人公の野球チームオーナーは、映画俳優のカート・ラッセルの親父で、本人も映画俳優だったビング・ラッセルという男で、この男の野球に対する考え方が、まさに「プレイ・ボール(ボール遊び)」なのである。野球は本来そういう愉快な遊びだのに、大リーグやその傘下のマイナーリーグのピラミッド体制と商業主義が野球をダメにしたわけだ。
そういう「遊びとしての野球」を是とする独立リーグ野球チームが大活躍して商業野球と戦う、という話である。
町の人に愛された草野球チームが、大リーグ傘下の3Aチームと戦って勝つ寸前まで行き、最後に3Aチーム側に大リーガー投手が登板してきて、さて、どうなる、という話にしたい。「永遠の夏」といった題名にしたいが、おそらくその題名はすでにどこかで使われているだろう。




竹熊健太郎《地球人》‏ @kentaro666 6月19日

  1. 返信先: さん
  2. 主人公の堂島は将来プロでの活躍を期待されていたが、全ての球団が堂島の親に大金を積み上げ、金に目がくらんだ親と、大人の汚さに絶望した堂島は、割れたビールビンで聞き腕を突き刺して家出し、四国の猪猿村の高校(実は私塾)に赴任し、バラバラになった村人をまとめようと野球を教える決意をする。
  3. 1件の返信 6件のリツイート 17 いいね
  4.  
  1. 返信先: さん
  2. 「アパッチ野球軍」の原作脚本は花登 筺。野球よりも、閉鎖社会の因習と、村で羽振りを聞かせ、次期村長を狙う商人の汚さ、前科者ばかりの飯場の住人と山の住人に対する差別がテーマのハードな社会劇だった。最後アパッチ野球軍は県大会で優勝するが、学校が私塾だったので甲子園出場は取り消された。
  1. 返信先: さん
  2. グラウンドも無かった。岩だらけの校庭を、「オケラ」というあだ名のダム工事の飯場の息子がダイナマイトで岩を爆破して大けがする。村は、もとからの村の住人と、ダム工事の飯場の子供と、山奥の住民(差別されている)がお互いいがみ合い、主人公の元高校野球選手だった堂島がまとめてチームを作る。
  1. 返信先: さん
  2. 遂に野球を始めたとき、ボールとミットとバットがそれぞれひとつしか無いんだよな。残りは全員、ボールは素手でキャッチする。
  3.  
  1. アニメの「アパッチ野球軍」は、私は野球アニメの最高傑作ではないかと考えているのだが、あれを野球物に分類するかどうかで意見が分かれるかも知れない。だいたい主人公が山奥の村に教師として赴任して、チームを作って野球を始めるまでにワンクールくらい使っていたのではないか?
  2. 3件の返信 19件のリツイート 40 いいね




PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
冬山想南
性別:
非公開
P R
忍者ブログ [PR]

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.