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富樫義博スレッドのコメントのひとつだが、富樫メソッド(ドラマの鉄則)を端的に言っており、小説家漫画家脚本家志望の若者はこの一言を肝に銘じるべきだろう。
漱石の「猫」の最後のあたりについて、寺田寅彦が、「最後のあたりの会話は、誰がどの科白を言っても同じような内容である」と批判しているのだが、つまり、作者の意見を登場人物に分割して言わせていたということで、下の鉄則の一例だろう。もっとも、「猫」全体の面白さは言うまでもないことで、あれは作者が「猫」を書くのに飽きていたということだ。

言うまでもなく、ここで言う「ドラマ」は演劇的ジャンル(物語性のある芸術)全体のことで、テレビドラマのことではない。



21: 2017/11/05(日) 08:07:51.36 ID:y+OY/Snea
キャラの思考で展開する漫画は面白い
作者が言いたいことキャラに言わせてる漫画は例外なくつまらん


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