富野監督の物語の作り方って、「各話単位」とか「起承転結」とかそういう物語構造ではなく、キャラクターを消費することで全体の流れを作っていくのではないだろうか。
「キャラクターの消費」という言葉が鋭い。
サヴァン症候群
サヴァン症候群など(サヴァンしょうこうぐん、英語: savant syndrome)とは、知的障害や発達障害等のある者の内、ごく特定分野に限って優れた能力を発揮する者の症状を指す。
歴史[編集]
イギリスの医師ジョン・ランドン・ダウン(英語: John Langdon Down)は1887年、厖大な量の書籍を一回読んだだけですべて記憶し、さらにそれをすべて逆から読み上げるという、常軌を逸した記憶力を持った男性を報告した。その天才的な能力を持つにもかかわらず、通常の学習能力は普通である彼を「idiot savant」(イディオ・サヴァン=賢い白痴【仏語】)と名付けた。
ただし、彼が自閉症の診断基準を満たしている記述は論文には存在しない。論文上には「他の学習能力は通常である」と記載があるのみである。後に"idiot"が差別的な意味を持っていることから、「サヴァン症候群」と改められた。
日本では、新渡戸稲造著の『修養』(明治44年、1911年刊行)「総説」の頁において、新渡戸がサヴァン症の米国の少年と会話をした記録が記述されている。それによると、新渡戸が米国の白痴院(原文ママ)を訪れた際、「談話をした少年が普通人の遠く及ばぬ見識を懐いていて、専門家さえ舌を巻くがごときことをし、中でも驚いたのは、数学で非常に偉いものがあること」とし、「(彼は)算盤も一本の筆も用いないで正確な数字を答えた」と記し、例として、「79万3625に9万9673を乗ぜよと命じると、ただちに791億0298万4625と答え、僕は3、4分かけて計算して答え合わせをした」と述べている。
原因[編集]
サヴァン症候群の原因は諸説があり、特定には至っていない。実際、症例により、各々メカニズムがことなり、同じ症例は二つとないという考えもある。脳の器質因にその原因を求める論が有力だが、自閉性障害のある者が持つ特異な認知をその原因に求める説もある。コミュニケーション障害・自閉性障害のある者の全てがこのような能力を持っているわけではない。自閉症と同様、男女比は男性が女性の数倍である。
広義には、障害にもかかわらずある分野で他の分野より優れた(健常者と比較して並外れているわけではない)能力を持つ人も含めることもある。また、いわゆる天才や偉人の多くは円満な人格者ではなく、中には日常生活に支障が出る症状の人、時にコミュニケーション障害・自閉性障害に近い症状の人もおり、それがさらに極端になって「紙一重」を超えたのがサヴァン症候群だという見方もある。
能力の例[編集]
- ランダムな年月日の曜日を言える(カレンダー計算)。ただし通常の計算は、1桁の掛け算でも出来ない場合がある。
(ただし簡単なカレンダー計算は軽度知的障害がある自閉症の10人に1くらいはできるとされているのでほとんどの場合はサヴァンではない)
- 素数と約数を瞬時に判断できる。
- 航空写真を少し見ただけで、細部にわたるまで描き起こすことができる(映像記憶)。
- 書籍や電話帳、円周率、周期表などを暗唱できる。内容の理解を伴わないまま暗唱できる例もある。
- 並外れた暗算をすることができる。
- 音楽を一度聞いただけで再現できる[1]。
- 語学の天才で数カ国語を自由に操る。
この他にも様々な能力(特に記憶に関するもの)がみられるが、対象物が変わると全く出来なくなってしまうケースがある(航空写真なら描き起こすことができるが、風景だとできない、など)。
サヴァン症候群に関する報告で、一部に信憑性への疑問が出てきた。100個以上の物の数を瞬間的に把握する能力(以下で述べる映画『レインマン』でも取り上げられた)、および10桁もの巨大な素数を言う能力についてである。文献ではESPなどが挙がっていることさえある。
映画『レインマン』での能力の描写[編集]
1988年に映画『レインマン』がヒットして、サヴァン症候群への関心が高まることとなった。原作を書いた作家バリー・モロー(英語: Barry Morrow)は、最初にテキサスのARC打ち合わせでサヴァン症患者キム・ピークと会ってインスピレーションを受けた。また、キム・ピークのもの以外のサヴァン症候群もレイモンドの役設定に盛り込まれた。
映画は、全体を通じて専門家の監修のもと、サヴァン症候群の様子が比較的忠実に描写されている。サヴァン症候群患者であるレイモンド役を演じたダスティン・ホフマンは、役作りの上でサヴァン症候群の患者何人かに会っている。ホフマンが会った患者の中でもレイモンドの能力や行動に最も近いのは、驚異的な速算力で有名だったジョゼフ・サリヴァンである。
著名人[編集]
以下に知的障害または自閉症障害、もしくはその両方があり、かつ優れた能力があるとされる人物を挙げる。
- Alonzo Clemons - アメリカの粘土造形家[2]。
- Tony DeBlois - 視覚障害者のアメリカ人音楽家[3]。
- Leslie Lemke - 盲目のアメリカ人音楽家[4]。
- Jonathan Lerman - アメリカの芸術家[5]。
- Thristan Mendoza - フィリピン人。マリンバに秀でる[6]。
- デレク・パラヴィチーニ - 盲目の英国人音楽家[7]。
- キム・ピーク - 1988年の映画『レインマン』のきっかけとなった。大変な記憶力をもっていたと考えられている[4][8][9]。
- James Henry Pullen - 英国の卓越した大工[10]。
- Matt Savage - アメリカの自閉症ジャズマン[11]。
- Henriett Seth-F. - ハンガリーの自閉症サヴァン。詩人、作家、芸術家[12]。
- ダニエル・タメット - 英国の自閉症サヴァン[13]
- スティーヴン・ウィルシャー - 英国の建築芸術家[14]。
- Richard Wawro - スコットランドの芸術家[4]。
- 大江光 - 大江健三郎の長男で作曲も多い。
サヴァン症候群を扱った作品[編集]
- 『フラッシュフォワード』 - TVドラマシリーズ。
- 『吉里吉里人』 - 井上ひさしの小説で、百科事典をフォトコピーして覚えてしまう男性が出てくる。
- 『ピュア』‐ 1996年に放送されたドラマ。主人公・折原優香が、オブジェ制作での卓越した才能をもっている様子が描かれている恋愛ドラマ。
- 『残響のテロル』 - 2014年のテレビアニメ。サヴァン症候群を人工的に生み出そうとする人体実験が登場する。
- 『静かな生活』 - 大江健三郎の小説で、義兄に当たる伊丹十三監督が映画化。
- 『ケイゾク』『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』 - 同一の世界観をもつTVドラマで、どちらも主人公が天才的な推理力を持つ変人。彼女らは続編の『SICK'S』の登場人物に「サヴァン」の一言でまとめられた。
- 『ATARU』 - 2012年に放送されたドラマ。主人公のチョコザイこと猪口在がサヴァン症候群である
- 『CUBE』 - 1997年製作のカナダ映画。監督はヴィンチェンゾ・ナタリ。この作品では因数分解を暗算で瞬時に行える青年が登場する。
- 『相棒 season7 最終話』 - サヴァン症候群の男性が描いた絵から事件が発覚する。
- 『相棒 season16 第4話』 - 殺された被害者がサヴァン症候群であることが判明する。数学において特異な才能を有する。
- 『クビキリサイクル』 - ヒロインである玖渚友がサヴァン症候群を発症している。機械の天才。
- 『天久鷹央の推理カルテ』 - 知念実希人の小説。主人公の天久鷹央がサヴァン症候群である。
- 『グッド・ドクター』 - 主人公の研修医がサヴァン症候群である。
- 『ザ・ファブル』 -主人公の佐藤アキラ(ファブル)がサヴァン症候群である可能性を示唆する旨のシーンがある。
一番最初の漫画は、実戦でそれができるかどうかは別として、理屈は通っていると思う。
スペツナズの「飛び出しナイフ」(まさに文字通りのナイフだ。)は、射出された刃が本当に先端部を先にして飛んでいくのか怪しい気がするし、射出が一回しか使えないということで、実用性はどうかと思うが、その見かけはなかなか凶悪で魅力はある。
まあ、いかに格闘技の名人でも、ナイフ程度ならともかく、相手の武器が日本刀なら、それを持っているのがど素人でも女性でも老人でも勝負にならないと思う。ただし、日本刀は「斬れるように刃筋を合わせるのが難しい」と言われるが、相手は刃先に触れただけでも大怪我をするだろう。
(以下引用)
12: 風吹けば名無し 2018/05/14(月) 10:15:16.49 ID:uQANxvlr0
刃物は怖いってやってたぞ
一理あるようなないような
そら素人からしたら恐いけど、これ言ってるの空手の達人やしなぁ
くっそ怖いやろ
蹴り食らう寸前に持ち方変える
刃物出されたら走って逃げるって言ってたわ
空手家はナイフ一回避けたら腕蹴ってナイフ払い落とすとか選択肢あるから無限に避けなきゃいけないわけやないし
そこまで怖くないのかもな
スペツナズ・ナイフ
スペツナズ・ナイフは、ソビエト連邦の特殊任務部隊(スペツナズ)が装備・使用していたといわれる、刀身の射出が可能なナイフである。ロシア語では、「弾道ナイフ」、または「発射ナイフ」と呼ばれる。
外観は、円筒形の柄を持つ中小型の短剣である。刀身は柄に固定されておらず、刀身と同程度の長さのある筒状もしくは棒状の茎(なかご)を持つ。刀身形状はその使用目的上「突き刺さる」ことを重視しているために両刃の直剣形、いわゆる「ダガー」形状となっている。刀身中央部に軽量化のためと思われる複数の中抜穴があるものが多い。円筒形の鞘は金属製で頑丈に作られており、装着したままでも警棒のように使用できる。中空の柄の内部に強力なスプリングを備えており、鞘に収めた刀身の茎を柄に差し込み、鞘ごと刀身を柄に押し込む(もしくは、鞘に収めた刀身に柄を押し込む)ことによりスプリングを圧縮して鍔にあたる位置に配置されたラッチ(留め金)により固定する。使用時にはラッチを解除するレバー、もしくはボタンを押すことで刀身を前方に射出することができる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/スペツナズ・ナイフ
聞いてないよお~で命乞いすれば良い
そら間合いによるんやろ
ナイフも投げようと思えば投げられるけどそんなハイリスクなことせんやろ?
結局空手家の間合いに入ってまう
手榴弾なら?
手榴弾持ちを相手にするってのがまずよく分からんから
間合いも自由自在やで
親に言われるままに、政略的事情から愛のない結婚をして、資産的には恵まれたが不幸な結婚生活をしてきた初老の女性が夫の死後の一人暮らしに刺激を求めて自宅で下宿を始めるが、その下宿人(複数いることにして「めぞん一刻」風のドタバタを入れてもよし。)の若い学生に恋をする、という話。
学生は最初、その女性の好意を単に母親的なものだと考えて好感を持つが、やがてそれが自分への恋だと知って戸惑い、悩む。(学生には学生仲間である恋人もいる。)だが、その女性の知性と優しさを深く知るうちに、自分も本気でその女性を愛しているのではないか、と思い始めるが、今度は、「財産目当てで老女を騙している」と周囲から見られないかと悩み始める。
すったもんだの末、二人は結ばれる、という話。
私自身ではうまく書けるとは思わないが、山田太一くらいの脚本家なら面白い脚本が書けるのではないか。カンヌ映画祭などに出したら受けそうな話だと思う。あちらは女性、特に年配の女性への敬意が高いし、恋愛至上主義文化だから、老女と若者の恋というのは高く評価されると思う。
なお、「少年は虹を渡る」はファンタジー色の強い美しい主題曲(「雨に濡れた朝」)と、老女と少年の性行為まで描いた(直接描写ではないが、「事後」の姿を見せる。)こと、老女の自殺という救いの無い結末が水と油で、見た人の心に割り切れないものが残る映画だった。
原田知世が60歳くらいになったら、彼女の主演で作るといいのではないか。題は、とりあえず「虹の彼方に」でいいと思う。これは、虹の両端にいる若さと老いを象徴し、虹を渡ることの困難さが、老女と若者の恋の実現の困難さを象徴する。主題曲はもちろん「オーバー・ザ・レインボウ」だが、著作権が問題なら久石譲あたりに作曲してもらいたい。
監督は是枝何とか氏(下の名は失念)でどうか。恋愛映画よりはドキュメンタリー風のリアリズム映画が得意な人で、「海街diary」などは、残念ながら期待した出来ではなかったが、もう少し風景描写を詩的にしたら、いい映画の撮れる人だと思う。あるいは、山田洋次の最後の監督作品でどうか。そうすると、老女役は倍賞千恵子か。まあ、それでもいい。あるいは、酒井和歌子なども、そういう役にふさわしい年齢ではないか。要するに、昔の清純派美少女に似合う役だと思う。