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私は最近、書店や古書店(ブックオフ。正確には新古書店か)での目ぼしい漫画本の探し方を会得したのだが、それは、本の色合いで判断するというものだ。本の表紙に使われた色がケバケバしいとか、柄が雑然とした絵であるものは、まず私とは感性が合わない内容である。それは、自分が購入した漫画本と心の中で比べてみたら歴然としている。本屋の棚に陳列されている漫画本の9割9分までは、私には無縁の本である。だから、ざっと眺めるだけで判別できるというこの方法は実に効率的である。これは、作者自身が、そういう「下品な」絵柄や色合いを「許容している」わけだから、その作者と私の相性が悪いのは当然だ。
ついでに書けば、最近、難解な長文を「読む」コツも会得した。それは、「読まない」で、ざっと眺めて、気になる言葉や事柄が出て来た部分だけ「読む」ことだ。それで、全体の大体の主旨は分かる。これによって「情報収集」あるいは「思考ネタ探索」としての「読む作業」が非常に楽になり、他の「重要な読書」「楽しい読書」「楽しい思索」に時間を振り向けられるようになった。まあ、世間の人間のほとんどは自分と趣味嗜好の違う人間なのだから、そういう連中の書いた文章に真面目に付き合う必要は無いわけである。もちろん、これは「私が老人で先が無い」からの手段でもある。博学多識の柳田邦男(国男?「遠野物語」の方)も、そうした「読書法」だったという。
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