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  1. 英国文学というか、欧米文学の伝統的手法だと思う。しかし、エンターティメント小説でこれをやられると、読者は辟易するだろう。もちろん、その描写そのものを味わえる高級な読者もいるだろうが、忙しい現代人の大半にそんな余裕があるのかどうか。なお、三島由紀夫は「文章そのものを味わわないくらいなら小説など読むな」ということを言っているが、これは「文学」については正論だろう。筒井康隆も、ストーリーだけを追う読者を「快楽乞食」と批判していた。作者としては、精神を傾けて書いた文章を単なる読み捨ての「消費対象」にされるのは不快だろう。もちろん、書きなぐりの「消費小説」もたくさんある。梶山季之など、一時はナンバーワンのベストセラー作家だったが、今では誰も読まないのではないか。需要があるから、そういう小説も書かれるわけだ。





    ゆうき まさみ認証済みアカウント @masyuuki 3時間前
  1. 返信先: さん
  2. これ、もしかして英国人ならそれで人物像がイメージできるのかもしれないのですが、英国人ならぬ僕が読んでも、イメージしきれないという嫌いはあります。そこら辺がやや苦行っぽくなっちゃう原因かも(^_^;)
  3. 2件の返信 10件のリツイート 17 いいね
  1. 返信先: さん
  2. P・D・ジェイムズの「執拗な描写」が何のために行われているかというと、主にキャラクターを描くためなんです。「〇〇は△△な人物であった」と書かずに、登場人物たちが住んでいる部屋、家具、調度品等々をみっちりと描写して、その人物のキャラクターを浮き上がらせる。
  3. 1件の返信 16件のリツイート 29 いいね
  1. P・D・ジェイムズの小説は、「執拗な描写」というのが特徴でありまして、娯楽を求めて読み始めたのに苦行のようになってしまうことがあるのですが(笑)、『女には向かない職業』は、主人公コーデリア・グレイの魅力でグイグイ読み進められると思います。入門には最適(^_^)
  2. 3件の返信 37件のリツイート 126 いいね


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