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こういうのは二次創作と言うより、連歌(前句付け)の発想だと思うが、まあ、二次創作ではあるだろう。で、付け句がいかにも「人を唸らせてやろう。やれそうだ」というスケベ心が見えて不快感もある。
これに似たもので、高杉晋作の辞世の句「面白きことも無き世を面白く」に、傍らにいた望東尼(と言ったと思う。)が「住みなすものは心なりけり」と付けた例だ。まあ、無難というか、前句の言っていることを詳しく説明しただけの句だが、晋作は頷いて死んでいったらしい。仏教徒らしい説教臭さが付け句には漂っている。晋作の生涯とは、まさに面白くもない世の中を面白く暴れまわった人生で、それは肺病の持病を持っていたため自分の命が長くないという自覚があったからだと思う。望東尼の付け句だと、何も行動しなくても、自分の心さえ制御したら面白くなる、という意味にも受け取れるわけで、それは晋作的ではないなあ、と思う。
「井の中の蛙大海を知らず」は、それだけで完結している内容であり、「されど空の青さを知る」と付けると、前句の否定になるわけで、或る意味、罪が重いかもしれない。

(以下引用)


どんぷく
@donpuku
井の中の蛙、「されど空の青さを知る」って言われても別に井戸の外の蛙も空の青さは知ってるからそのへんのツメの甘さがいかにも二次創作って感じでクオリティ低いよな(絶対に考えた人出てこないのでボロクソに言っても怒られない)




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