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Ⅰ:国名

ワ(タイワ):日本(倭)
シンラ:新羅→訂正「シルラ」
ク・ダーラ:百済→訂正「ペクチェ」
コグリョ:高句麗
ミ・マーナ:任那→訂正「ニンナ」
ズイ:隋
トウ:唐



Ⅱ:人名

智彦(大智天皇):中大兄皇子
海彦(大武天皇):大海人皇子
嘉麻足:中臣鎌足
入鹿:蘇我入鹿
蝦夷:蘇我蝦夷
多家良皇后:皇極帝(天智・天武の母)
恕命天皇:舒明天皇
宇之姫:天智の娘で天武の妃(持統天皇)

Ⅲ:書き方
・冗談体で、中身は真面目。文体は坂口安吾風。あるいは、時に筒井康隆風。
・一人称描写で、自称「オレ」、実体は中大兄皇子。最後に大海人皇子が語り手になる。あるいは、複数人物の語りで話を進める。で、その度に「現実の姿」が変容する。


Ⅳ:主テーマ(問題点)
・天皇家はほとんど蘇我系だのに、なぜ中大兄皇子は蘇我本家(宗家)を滅ぼしたのかという謎→解のひとつは、中大兄皇子と山背大兄王が親友、あるいはホモだちだった。
・入鹿はなぜ山背大兄王を滅ぼしたのかという謎
・中大兄皇子の百済への異常な執着の謎
・中臣鎌足が百済の王子豊ショウであったという仮説
・中大兄皇子は単に鎌足に操作されたのではない、としたら、他にどんな動機があるか
・天智と天武の精神的関係(額田王との関係)
山背大兄王は実は死んでおらず、入鹿軍の包囲網を脱出して変装し、1年後に「中臣鎌足」として中大兄皇子と手を結んで蘇我宗家を滅ぼしたという仮説。これは、中大兄皇子にとっても、蘇我本家の支配を脱して、自ら皇位を得る第一歩だった。→中大兄皇子の百済への執着の動機が弱くなる欠点がある。→中大兄皇子自身が舒明の子ではなく、皇極(斉明)と百済出身の官僚の間の子だったとするか?→この仮説を使うと、中大兄皇子が長い間皇位に就かなかった理由にもなる。で、話の冒頭は、その「自分が母の浮気の結果の子である」ことに動揺し悩む姿とする。→同様に、山背大兄王も聖徳太子の子ではなく、刀自子郎女と名も無い兵士との間の浮気によって生まれた子だとする蝦夷は聖徳太子がホモであることを知っていたので、妹が生んだ子供が聖徳太子の子ではないと見抜き、山背の皇位への野望を阻んだ。

・主人公を中臣鎌足とするか? 最初、百済の豊ショウである、という解決を示し、後で実は山背大兄王だったという二段構え。語り手は大海人皇子とする。




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