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チェスタトンの「折れた剣」の応用で、

「一人の女性を得るために、無数の女性を自分に惚れさせる」

というラブコメ案を考えた。
つまり、「女は誰も目を向けない者には目を向けないのよ」という、バルザック作中のある貴族婦人の言葉と

「ひとつの死体を隠すために無数の死体を作る」

の合体である。
主人公はその気になればどんな女でも手に入りそうな容姿端麗、学業抜群、運動神経抜群、博識でユーモア心もある人間だが、真面目で誠実なため、自分が好きでもない女性と付き合うことはしなかったのが、ある女性に惚れて、その女性が自分に目を向けないため、「偽装プレイボーイ」に変身するわけである。「昼下がりの情事」の男性版とも言える。
まあ、なろう小説が受ける理由が読者の願望実現であるなら、このアイデアは悪くないのではないか。
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漫画家の青木俊直のツィートだが、朝ドラの感想だろう。
俳優が俳優の役をやって下手な芝居の演技をするのは難しいだろうと思うが、下手な芝居には固有の特徴があるのだろうか。
昔の邦画は下手な芝居のオンパレードだったが、特に子役など無残そのもので、観ていると共感性羞恥(最近の流行語だろうが、穿った言い方である。)を覚えることが多かった。日本の俳優の演技が自然になってきたのは、沢田研二やショーケンなど、歌手が俳優として演技をするようになってからで、それまでは新劇系統の不自然で大仰な演技をする俳優が多かったのである。歌手は演技の体験が少ないから、自然体で役柄を演じたのが良かったのだろう。
最近の俳優の演技は自然だが、ただし、演出が悪く、「泣く、喚く、怒鳴る」の頻度が高く、そういう場面だと見るに耐えないことが多い。そもそも、現実の生活ではそれほど泣く喚く怒鳴るという経験は誰もほとんど無い(昔の子役の演技で泣く演技が最悪に下手だったのは、泣いた経験の有無よりも、泣きたい感情も無いのに泣くこと自体がやりにくかったからだろう。それで、子供なりの判断で「泣く演技」をしたら、「泣き真似」でしかない、無残な出来になったわけだ。)のだから、その演技も不自然になって当然なのである。洋画では、そういう泣く喚く怒鳴るの場面が少ないのはご存じの通りだ。

「泣く演技」と「泣き真似」の相違を考えれば、面白い演技論になるかもしれないが、いわゆるスタニフラフスキーシステムなどもこれと同じ話かもしれない。つまり、泣き真似をいかにして泣く演技に昇華させるか、という問題だろう。


(以下引用)

みんな下手な芝居が上手いw(朝ちょ)
女性作者のなろう小説というのは、ヒロインと父親が恋愛関係になる(「うさぎドロップ」など。これをなろう小説というのは厳密には違うが、漫画と小説を区別するのは面倒であるし、「なろう小説」というのは「作者の願望丸出し小説」の意味である。)という近親相姦パターンが時々出てくるが、男読者にはこれが気持ち悪いわけだ。
下のスレッドは、作品の表現方法のあまりの幼稚さへの不満だが、それは作者がプロではない以上、当たり前の現象である。で、そのなろう小説が多くの読者を持ち、アニメ化や漫画化も無数にある、というところを考える必要がある。これは、読者層が求めるのは、けっして高度な作品内容ではない、ということである。
つまり、幼稚な精神性を持った読者には幼稚な作品が適している、ということで、なろう小説の場合は、そういう読者層の「願望充足願望」(変な言葉だが)を見事に、そして十分かつ適切に満たす内容であるのではないか。
ステータス数値化とかステータスウィンドウオープンにしても、低レベルの(ゲームしかやらないような)読者には分かりやすくなじみやすく、いい感触を与えるのだろう。私も、これが出ると萎えるのだが、まあ、コメントにあるように、なろう小説を「百均商品」と思えば腹を立てるほうがおかしいのである。

(以下引用)



1: 2020年2月2日(日)
数値化されてるステータスが出ると100%駄作やわ
ステータス勝ってるのに経験差で負けるとかいう話あるとマジでゴミ
7: 2020年2月2日(日)
ステータスオープン!←これ
2: 2020年2月2日(日)
ステータス好きやなオタクって
3: 2020年2月2日(日)
サム8批判は
6: 2020年2月2日(日)
ステータスウインドウとか出るのもあんま好きじゃないな
8: 2020年2月2日(日)
数値化の何がつまらんってゲームみたいに厳密にルールがあるわけじゃないからただのフレーバーに過ぎないこと
12: 2020年2月2日(日)
>>8
FEみたいにステータスから与ダメ被ダメ割り出すわけでもないからな
数字に何の意味もない
11: 2020年2月2日(日)
ステータス出す以上しっかり使ってほしいよね
13: 2020年2月2日(日)
ステータス出てても面白いジョジョ
14: 2020年2月2日(日)
>>13
数値とかじゃなくて力が強いか弱いかとかスピード速いか遅いかしかないからな
16: 2020年2月2日(日)
>>13
数値化されてないふわふわしてるやつだからな

 


17: 2020年2月2日(日)
ワイはステータスとか最強とかそういうのが萎える要素やない
性格の悪い描写に萎える
21: 2020年2月2日(日)
>>17
作中でちゃんと性格悪い奴として扱われるならええんやけどな
ただイキってるだけとか
ガチでナチュラルに性格悪くなってるのは見てられへんわ
18: 2020年2月2日(日)
なろうで最もクソな要素はステータスとスキルやが

なろうで最も許されざる要素はおっさんの少年or少女化だわ
24: 2020年2月2日(日)
>>18
スライム転生とかすべての要素を満たしてるやんけ
34: 2020年2月2日(日)
>>18
わかる
若ぶってても大人ぶっててもキショイ
32: 2020年2月2日(日)
設定は考えてそれを披露したいけど丁寧に文章で説明するのが面倒だからこれをやってるんやろ
素人の趣味感が顕著に出てる
19: 2020年2月2日(日)
設定考える知能が無いから
レベル
スキル
ギルド
26: 2020年2月2日(日)
>>19
奴隷
獣人
もテンプレやぞ
29: 2020年2月2日(日)
実際一番冷めるのは主人公以外マジで頭使わなさすぎる問題やろ
30: 2020年2月2日(日)
いちいち説明するからやなスキルやステータスも含めて
だいたい似たような世界観のくせに
20: 2020年2月2日(日)
なろう作品って100円均一で売ってるプラスチック製品みたいよな
38: 2020年2月2日(日)
ステータスオープン!
アイテムボックス!
ゲームけ?
40: 2020年2月2日(日)
>>38
ゲームしかやってこなかったキッズが書いた代物やぞ
107: 2020年2月2日(日)
そもそもステータスとかスキルとかネトゲの世界観をさも当然のように押し付けてくるのがキモい
114: 2020年2月2日(日)
>>107
せめて小説の中でイキろうって気概ならわかるけど
小説の中でまでネトゲでしかイキれんって悲し過ぎるよな
52: 2020年2月2日(日)
こんなん読むよりゲームやってた方がおもろいやろ
33: 2020年2月2日(日)
なろうの主人公ってナチュラルに性格終わってる奴多すぎやろ
55: 2020年2月2日(日)
主人公が何か凄い事をする→長々と強キャラが長々と主人公の行動がどれだけ凄いかを長々と語り長々
58: 2020年2月2日(日)
>>55
そして別のキャラが出てくるとそいつにも同じ紹介
83: 2020年2月2日(日)
>>55
これほんまにきつい
63: 2020年2月2日(日)
キンキンキンキン
68: 2020年2月2日(日)
ステータス表示されない異世界スマホ再評価きたな
64: 2020年2月2日(日)
読者がモンスター過ぎるのが作品のワンパターン化の原因らしいが本当にこんなの読みたいんかな
98: 2020年2月2日(日)
昔女さんがスイーツ(笑)って呼ばれてた頃ケータイ小説って言うとりあえず男に襲われたり事故とか病気でしぬテンプレばっかで今じゃ消えた文化があったんや
なろうも同じように消えるからその内アホくさいテンプレもカスみたいなシナリオも懐かしい思い出になるで
70: 2020年2月2日(日)
最初から主人公作中最強にさせて何が楽しいんだよ
困難を血反吐吐きながら乗り越えるのが面白いんだろ?
74: 2020年2月2日(日)
>>70
ほんそれ
どんだけありきたりで臭かろうが挫折→努力→成功のパターンは心動かされる
73: 2020年2月2日(日)
>>70
困難から逃げてきた層がなろう読むからしゃーない
9: 2020年2月2日(日)
そうなるとサムライ8はどうなんや?
31: 2020年2月2日(日)
>>9
なろう←ステータスオープン!!で馬鹿でもわかる
サム8←ステータスオープンしても尚わかり辛い

なろうの勝ち
103: 2020年2月2日(日)
>>31
現在はなろう小説原作のアニメや漫画が溢れているが、なろう小説にロクなのがほとんど無い原因は、せっかく異世界に行きながら、そこの風物や規範が地球の、せいぜいが中世ヨーロッパくらいで、しかもその登場人物たちの思考は現代人とほとんど変わらないことだろう。つまり、異世界の奇妙さ、人間的合理性を逸脱することの怖さが無いわけだ。
実は、これはほとんどのSF小説の限界でもある。
スタートレックの耳長男にしても、「合理的すぎて感情が無い」と言うわりには、さほど異星人的思考の不思議さを感じさせない。
かえって、「不思議の国のアリス」のほうが、異世界的思考を感じさせる。
これは、新しい「なろう小説(異世界小説)」のキーポイントかもしれない。

(以下引用)


返信先: さん
家出とか非行とか、社会への反逆行為という常識的な行為ではなく。異世界を通り抜けたがゆえに、現代社会のルールや規範がチャラになった、って感じで。焼け跡世代の作家さん達もそんな感じだったんでしょうね。


私の記憶によれば、「第三の男」は映画が先に作られ、その脚本もグレアム・グリーンで、彼の小説のほうはその映画のノベライズだったと思う。つまり、町山智弘の言う「映画の原作である小説」という言い方は間違いだろう。もっとも、最近のウィキペディアなどでどう記述されているか、調べてはいない。


町山智浩
@TomoMachi
·
『第三の男』の原作は主人公がヒロインと結ばれるハッピーエンドだが、映画ではヒロインが主人公を無視して終わる。これは映画史に残る素晴らしいエンディングだ。主人公の幸不幸は物語の良し悪しと関係ない。だから「バッド・エンド(悪い結末)」という言葉は使うべきではない。 twitter.com/RealEmirHan/st…



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