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めいろまというのは、一時期ネット上でよく聞いた名前だが、どういう人かは分からない。ぼんやりした印象だが、ビジネスに関する発言が主だったのではなかったか。よくいる、外資系の会社に勤めていたとか金融関係の会社に勤めていたのを売り物にしているタイプ、つまり自己宣伝手段としてSNSを利用していた「発信者」のひとりではないかと思うのだが、その発言内容の卑しさにあきれた記憶があって、まったく好感は持っていない。
下の発言も、「家族を利用する女は汚い、ビジネスだけで勝負する私という女こそ偉い」という印象操作にしか思えない。
現実の家族のことを書いた女性作家というと、「太郎物語」を書いた曽野綾子という右翼がいるが、それ以外だと、時々エッセイで旦那(カモカのおっちゃん)のことを書いた田辺聖子くらいしか知らない。後者の旦那は単なるギャグ要員である。それ以外では、フィクションとして家族を描いた女性作家はたくさんいるが、それは男性作家も同様だ。私小説の作家は家族のことばかり書いていたが、そのほとんどは男性作家である。家族をモデルにすることで家族に迷惑をかけた作家というと、「岳物語」の椎名誠、「熊のプーさん」のA・A・ミルン、みな男性作家だ。

まあ、なぜこんなのを問題にするかというと、こういう「(同性を批判することによる)ステルス自己宣伝」というものの心根の卑しさが醜悪で気持ち悪いからである。



さんがリツイート

ずいぶん荒っぽい物言いだ。そんなことをネタにする女性作家はそんなに「多い」のか?  わたしはそう思わない。また、それが「社会批評やビジネスなどテクニカルなことより売れる」のか?  それもまた、わたしはそう思わない。後者に関しては、そういうものが売れるような情況ですらない、文芸界は。



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