町山智弘は映画関係の雑学は「何でも知っている」ことを自分の売り物と考えているようで、知ったかぶりが多いのだが、ロシアの女スパイと「現代の英雄」のペチョーリンのどこに類似性があるのか。少なくとも、映画のほうの「ロシアより愛をこめて」に出てくるキチガイ婆の殺し屋のことでないとしたら、ボンドを色仕掛けで落とそうとする可愛い女スパイしかいないが、この女スパイをペチョーリンと同一視することはまったく不可能である。イアン・フレミングの原作の話だとしても、どこがどう似ているのか説明が必要だろう。
(以下引用)
イアン・フレミングの『ロシアより愛を込めて』で、ジェームズ・ボンドと出会ったソ連の女スパイは、あるロシア文学の主人公に似ている、と思う。その作品名はどこにも書かれていないが。レールモントフの『現代の英雄』のペチョーリンのことである。
(以下引用)
イアン・フレミングの『ロシアより愛を込めて』で、ジェームズ・ボンドと出会ったソ連の女スパイは、あるロシア文学の主人公に似ている、と思う。その作品名はどこにも書かれていないが。レールモントフの『現代の英雄』のペチョーリンのことである。
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