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"if it was so,it might be; and if it were so,it would be; but as it isn't, it ain't."

これは、「不思議の国のアリス」の中のトゥイードルディの言葉だが、これを文法的に説明でき、原語のニュアンスを正しく把握して訳できる英語教師は、中学高校大学含めて全国で何人いるだろうか。
仮定法過去という文法事項は知っていても、「if it was so」と「if it were so」のwasと wereのここでの使い分けが説明できる人はどれだけいるか、ということだ。そして、「as it isn't 」と「it ain't」のis とareの使い分けの理由は何か、ということだ。
英語国民なら小児でも即座に分かる、あるいは瞬間的に使い分ける言葉のニュアンスを、外国人が理解するのは容易ではない。入試英語は分かっていても、子供向けの童話すら英語では読めず、そこに使われた言葉の文法的説明もできない英語教師は無数にいるのではないか。
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