Hyperactivityというと長所に聞こえるwww 「サイボーグ009」か何かにいたのではないか。「加速装置」付きの奴。
「神経発達症」という言い方も面白い。神経が発達するのが症状なら、運動神経の鈍い私もそうなりたいものだwww いや、聴覚神経、視覚神経、嗅覚神経、すべて発達する症状ならなおいい。(もちろん、「認知症」と同様に、「障害」という言葉を避けた偽善的表現だとは承知している。)
「自閉スペクトラム症」の「スペクトラム」も、「悪の組織スペクトラム」という感じである。「スペクトラム」の意味は以前に調べたが忘れた。
①ADHDとはどのような状態ですか?
ADHD(Attention-Deficit Hyperactivity Disorderの略、日本語訳は「注意欠如・多動症」あるいは「注意欠如・多動性障害」、「注意欠陥・多動性障害」など)は、「忘れ物が多い」、「課題が間にあわない」、「うっかりミスが多い」などの「不注意」症状と、「じっとしていられない」、「落ち着かない」、「待つのが苦手」などの「多動性・衝動性」症状がみられる神経発達症(「発達障害」とほぼ同じ意味で使われる言葉)の一つと考えられています。
頻度としては、子どもで20人に一人程度にみられると言われています。おとなになるともともとの傾向は変わらないものの、症状の一部(特に「多動性」)が目立たなくなって、診断の枠に入らない状態になる人もいると言われています。また以前は男性が何倍も多いと言われていましたが、報告される男女比は徐々に同程度に近づいてきています。
自閉スペクトラム症(社会的コミュニケーションやこだわりの問題)や限局性学習症(読み、書き、算数能力の問題)、発達性協調運動症(不器用の問題)などの、その他の神経発達症の症状が同時にみられる場合があります。またまわりから実際よりも能力が低いと思われて罵倒されたり、ふざけていると誤解されてしかられたりすることが多いため、不安やうつなどのいわゆる「二次障害」症状が出てきたり、おとなへの反抗や非行、反社会的行動がみられたりすることもあります。
一方で、ADHD傾向のある人の中には、普段は不注意が目立つが大事な時にものすごい集中力を発揮したり、多動性が「高い活動性、積極性」として評価されたり、衝動性が「優れた決断力、発想力」として認められたりすることもあり、その傾向がうまく生かされて社会の中で活躍している人もいると考えられています。しかしこのような人は通常はADHDと診断されることはありません。
ADHDは、不注意や多動性・衝動性の症状が同年代よりも強く認められ、症状の少なくとも一部は小さいころから連続して存在していたと考えられ、さらに学校や職場や社会で、その症状のためにうまくいかず困っている状態が確認された場合に診断されます。診断はこれまで児童精神科や小児科で行われてきましたが、最近一般の精神科でも診断されることが少しずつ増えてきています。それぞれの病院で、その人の年齢や症状によって対応できる場合とそうでない場合があるため、受診の前にあらかじめ問い合わせをした方がよいと思います。
治療としては上記のようなADHDの問題となる部分が軽減できるように、またADHDの良い面が引き出せるように、支援や心理的治療と薬物療法とを組み合わせて行うことが望ましいと考えられています。