私の記憶によれば、「第三の男」は映画が先に作られ、その脚本もグレアム・グリーンで、彼の小説のほうはその映画のノベライズだったと思う。つまり、町山智弘の言う「映画の原作である小説」という言い方は間違いだろう。もっとも、最近のウィキペディアなどでどう記述されているか、調べてはいない。
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『第三の男』の原作は主人公がヒロインと結ばれるハッピーエンドだが、映画ではヒロインが主人公を無視して終わる。これは映画史に残る素晴らしいエンディングだ。主人公の幸不幸は物語の良し悪しと関係ない。だから「バッド・エンド(悪い結末)」という言葉は使うべきではない。 twitter.com/RealEmirHan/st…
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