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前にメモした事件の続報だが、「心中」とすることで、「犯人無し」「事件性は低い」という方向に持っていこうとしている可能性もありそうだ。つまり、前に書いた「カルト集団」の関係者が政界や警察の上層部にいるとか。
そもそも、なぜこの3人(ほかに、事件と関係がありそうな別の土地での2遺体の件もある。)が「心中」を図ったのか、「遺書」の内容が公表されないと、何とも判断できないし、またその「遺書」が本物かどうかも断定はできないだろう。
なお、自分で自分に弓矢を射るのは、胸を狙うのは難しいだろうが、ボウガンで喉を射るのは可能かもしれない。つまり、ライフル銃の銃口を口にくわえて自殺するのとほぼ同じだ。ただし、使われたボウガンの大きさにもよるのではないか。引き金に指が届くかどうかが問題だ。まさか、足の指を使うという手を使うとも思えないが。

女性2人の遺体が見つかったドイツ北西部ニーダーザクセン州ウィッテンゲンの住宅(2019年5月13日撮影)。 © Christophe Gateau / dpa / AFP 女性2人の遺体が見つかったドイツ北西部ニーダーザクセン州ウィッテンゲンの住宅(2019年5月13日撮影)。

【AFP=時事】ドイツで5人が謎の死を遂げているのが見つかり、そのうち3人がクロスボウ(洋弓銃)で射られていた事件で、捜査当局は14日、5人が心中を図った可能性があるという線で捜査を進めた。ドイツの報道によると、5人は中世の伝説や武器の愛好家だった。

 最初にドイツ南東部バイエルン(Bavaria)州パッサウ(Passau)のホテルで遺体が発見された3人について警察は、ホテルの部屋から2人の遺書が見つかり、争った跡や他の人物の関与を示す痕跡はなかったと明らかにした。

 独の日刊紙ビルト(Bild)は、死亡した5人全員が騎士や馬上やり試合、武器、錬金術などを含め、中世時代の愛好家だったと伝えた。

 検視報告書によると、パッサウのホテルの部屋で見つかった3人の遺体のうちトルステン・W(Torsten W.)という名の男性(53)と、ケルスティン・E(Kerstin E.)という名の女性(33)は手をつなぎ、ベッド上に横たわった状態で発見された。検死の結果、2人は頭と心臓にクロスボウの矢が刺さったことで死亡したことが分かった。この部屋から2人の遺書も見つかった。2人はドイツ西部ラインラント・プファルツ(Rhineland-Palatinate)州在住だった。

女性2人の遺体が見つかったドイツ北西部ニーダーザクセン州ウィッテンゲンの住宅に入る警察の鑑識職員(2019年5月13日撮影)。 © Christophe Gateau / dpa / AFP 女性2人の遺体が見つかったドイツ北西部ニーダーザクセン州ウィッテンゲンの住宅に入る警察の鑑識職員(2019年5月13日撮影)。

 同じ部屋で床に横たわった状態の遺体が見つかったファリーナ・C(Farina C.)という名の女性(30)は、当初胸に矢が刺さっていたと報じられていたが、実際はのどに1本の矢が刺さっていた。

 地元検察当局はこの事件を「嘱託殺人と自殺」として扱っていると表明。ファリーナ・Cという名の女性がまず男女2人に矢を放ち、その後自身を矢で射ったとの見方を示している。

【翻訳編集】AFPBB News





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