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記紀における神話時代の人名のうち
「ミコト」は天皇家の人間
「カミ」は天皇家以前からの土着の豪族の象徴化
という仮説。
記紀における「カミ」は必ずしも超人的存在でなく、あるいは優越的人格を持たない。むしろ、「悪しき神」もたくさん出てくる。これは地方豪族の象徴と見るべきだろう。その「カミ」の中から天皇家に援助する「善神」も出てくるわけだ。
ただし、土着の豪族のすべてが縄文系というわけではなく、天皇家以前から日本全体に住み着いた大陸系の部族もいるわけだ。ただ、天皇家は「稲を持参してきた」(稲作の技術を持った)部族で、そのために財産蓄積が可能になり、勢力を拡大できたのではないか。


なお、「高天原」は「タカ・アマ・ガ・ハラ」が訛って「たかまがはら」になったものだろう。これは朝鮮半島全体かその一部ではないかと思う。つまり天皇家の父祖の地である。


(訂正)「カミ」を天皇家以前から日本列島に住んでいた土着の豪族とするのではなく、単に「天皇家以外の豪族」とする。と言うのは、「高天原」に住んでいたのも神々だったからだ。その中から、日本列島に渡来した豪族たちに関する記述が「国生み神話」だろう。つまり、「国生み」とは朝鮮系部族による日本列島侵略の象徴化だということである。国生みの最初が「ヒルコ」だったというのは、侵略に失敗したことの象徴ではないか。その次に淡路島が生まれたというのは、最初に朝鮮化したのが淡路島だったということで、それは現代でも淡路島が朝鮮系の人々(竹中某など)にとって象徴(日本支配の象徴)的意味を持っていることにつながっているかと思う。


(追記)ここに書いてあることは、単なるその場その場の思い付きだけなので、根拠はほとんど無いし、事実の間違いもたくさんある。上に書いた中でも、「カミ」は天皇家以外の豪族に限らず、「天照大神」という大物がいるwww ただし、これは女性であり、また「祖神」であるから、「カミ」としか言えない、とも言える。
また、天皇家は朝鮮渡来の一族だというのは、記紀でのさまざまな事柄から私は確実視しているが、この説の難点は、「それならなぜ天皇家では、少なくともその内部で朝鮮語を使い、それが伝統となっていないのか」ということである。彼らが朝鮮人でありながら、日常でまでわざわざ「外国語」である日本語を使っていたとは思えない。ただ、古代の天皇家の歴史が天皇家内部での殺し合いであったという事実は、彼らが大陸系、あるいは半島系の血筋であることを伺わせる。狩猟民族(縄文人)は財産の蓄積が無いから、同族どうしは協力しあうのが普通であり、地位をめぐって身内が殺し合いをするのは天皇家が渡来人だからだろう。


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