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特に何のための保存ということもないが、刃物の刃を研ぐということをあまりに過大視(神秘化、神聖視)しすぎるのは、日本人の職人崇拝思想の悪影響かもしれない。
で、下のツィートのような場合に、どのようにして刃を研ぐのか、気になる。おそらく、切る方向と水平(刃と垂直か、やや斜め)に研げばいいのかな、と思うが、どうだろうか。
包丁でも刺身包丁と野菜包丁では研ぐ角度が違うかと思う。刺身は「引いて切る」だろうし、野菜は「上から押し付けて切る」だろう。それによって研ぎ方も違うのではないか。日本刀はどうか。西洋の剣はどうか。イメージ的には、日本刀は刺身包丁、西洋の剣は野菜包丁というイメージがある。マチェット(山刀)は木の枝などを切るのが主な用途だろうが、肉切包丁としても用いるだろうから、やや斜めに研ぐのかと思う。

(以下引用)


前にドキュメンタリーでアフリカの地方都市で山羊を捌く際にキッチンナイフを地面の石で研いで山羊をスパスパ切っていた。次に見た南米のメスティソの村では出漁前に港のブロック塀でマチェットゴリゴリ研いで亀やナマズをバカスカ切っていた。思い返すと砥石に大枚叩いた自分が馬鹿らしくなって来た。
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