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別ブログに書いたものだが、思考実験として面白いので、ここにも載せておき、後で追記の形で考察してみる。二文字だけなら「6✖5」の30の単語(同音の連続を可とすれば「6✖6」の36単語)が作れるが、そのうち「ん」から始まる語は使用不可能だろうし、「う」と「ん」の聞き間違いが起こる可能性を考えると、使用可能な語は限定されてくる。ただし、3文字の単語なら「6✖5✖4」の120単語(あるいは「6✖6✖6」の216単語)が作れ、それだけあれば日常の用を足すには十分だと思われる。同音連続を避けたのは重要語、同音連続の語は特殊な事態向けの単語にする、というのが一案。「は」とか「が」とか「を」などの助詞の代用をする単語を決めれば文も作れる。コード表を作れば単純な暗号通信にも使えるかもしれない。もちろん、その場合は使用記号は「あ、い、う、え、お、ん」には限らない。


意思を伝えるには何文字必要か

「10億円もらえるけれど、一生、『あいうえお』と『ん』しか発音できなくなるボタン」押しちゃう?というスレッドがあったが、私なら、当然押す。だいたいが、自分の意志など、紙に書いて相手に読ませれば十分だし、「あいうえお」と「ん」だけで構成できる単語のコード表を召使に渡して覚えさせれば、毎日の生活に不自由はないだろう。

2文字だけでの構成でも「うん」が言えるし、「いあ」は「いや」に聞こえるだろう。人を呼ぶには「おい」がある。
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