ついでにメモしておくが、昔の漫画の中でリメイクしてほしいものがあって、それが吉田松美の「不乱剣朱太郎」シリーズである。まあ、丹下左膳みたいな感じの容貌魁偉な主人公不乱剣朱太郎が行く先で怪異な事件に出逢う、「伝奇小説」の漫画版だが、日活アクション映画的な感じがあって非常にモダンな味わいととぼけたユーモアのある、貸本時代の隠れた名作だ。
ネットで探しても下の記事くらいしかないが、表紙の若者は不乱剣朱太郎ではもちろんない。
実写化するなら、若いころの高橋幸治以外に適役はいない。
なお、朱太郎はだいたい物語のヒロインに惚れるが、いつも、そこになぜか突然現れる黒百合という美青年剣士に女が惚れて朱太郎は簡単にあきらめ、失恋する、というのが毎度のパターンで、そこが実に面白かった。ただ、フーテンの寅とは違って、真剣に恋したわけでもないので、「あーあ、またこのパターンかよ」という程度であきらめるのが笑えるのである。
ネットで探しても下の記事くらいしかないが、表紙の若者は不乱剣朱太郎ではもちろんない。
実写化するなら、若いころの高橋幸治以外に適役はいない。
なお、朱太郎はだいたい物語のヒロインに惚れるが、いつも、そこになぜか突然現れる黒百合という美青年剣士に女が惚れて朱太郎は簡単にあきらめ、失恋する、というのが毎度のパターンで、そこが実に面白かった。ただ、フーテンの寅とは違って、真剣に恋したわけでもないので、「あーあ、またこのパターンかよ」という程度であきらめるのが笑えるのである。
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