「福音主義」というのも、名前と内容が乖離した、意味不明の名称(訳語)で、「聖書主義」とでも言えば明確になるのではないか。それによって、カトリックの「教会主義」との違いも明確になる。
(以下引用)
(以下引用)
福音主義(ふくいんしゅぎ、英語: Evangelicalism)とは、キリスト教の教派・神学分類の用語である。
福音主義・福音派[編集]
宗教改革当時[編集]
元来、キリスト教において宗教改革の立場を採る考え方を福音主義と呼んだ。21世紀初頭を代表する英国聖公会の福音派神学者であるアリスター・マクグラスによると「『福音的(Evangelical)』と言う言葉は16世紀に遡り、カトリックの思想家の中で、信仰や実践について、中世後期の教会と結びついたものよりも、より聖書的なものに立ち返ろうとした人々」のことを指して、他のカトリックから区別したとされる。プロテスタントが「福音主義・福音派」と呼ばれたのは、このように教会における権威の所在を「聖書のみ」とし、神のことばに求めたからであった。
近年の用法[編集]
マクグラス他によれば「福音派」は、今日では大きな4つの前提を中心としているとされる。
- 聖書の権威と十分性
- 十字架上のキリストの死による贖いの独自性
- 個人的回心の必要性
- 福音伝道の必要性・正当性・緊急性
マクグラスは「他のすべての事柄はアディアフォラ、つまり『無関心な事柄』とみなされる傾向がある」としている。すなわち、上記4点以外については多様な見解・立場を受け入れるのである[1]。
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