自領が野盗の襲撃を受けるとか、売られていく女子供を見かけたとか、行きずりの少女が火事に巻き込まれるとか、戦乱の被害といっても所詮他人事のエピソードにしかなっていない。もっと親密な人や自分自身が傷ついて、戦の痛みと悲しみが骨身にしみるようなエピソードが必要だったと思う。
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「戦のない世の中」のために戦う主人公というのは大河ドラマでは月並みなんだけど、戦国武将である以上、結局戦乱のなかに埋没する人生を歩むことになる。その根本的な矛盾と葛藤にきちんと向き合って描けるのか? 第1話を見る限り正直期待薄し…
自領が野盗の襲撃を受けるとか、売られていく女子供を見かけたとか、行きずりの少女が火事に巻き込まれるとか、戦乱の被害といっても所詮他人事のエピソードにしかなっていない。もっと親密な人や自分自身が傷ついて、戦の痛みと悲しみが骨身にしみるようなエピソードが必要だったと思う。
例えば、望月医師との会話。なぜか誇りがどうのと語っていたけど、そこはベタでも「武士は人殺しだから看てやらん。刀や鉄砲を提げたまま人を助けてくれと頼むのか?」みたいに言わせればテーマとも直結するし、以前は女子供を見棄てた光秀が今度は火に飛び込んで子供を助ける理由にもなろうに。
「麒麟がくる」2日たってもモヤモヤしてるので吐き出すことにする。 人殺しの道具である鉄砲を手に入れてはしゃいでるような奴が戦乱のない世を本気で願ってるとは到底思えないんだよ。 女子供が戦争捕虜として売られていくのを見て見ぬ振りするような奴が。 主人公のキャラが成立していない。