軍事と言えば前線で銃を撃ち合うものだと思われがちだけど、業務としては補給の方が規模は大きくなるんだよね。
何しろ1万人の10日分の食料だけで30万食になるから、10万人規模を動員して作戦する為にはまず300万食を集積しなくちゃいけない。
しかもそれを前線まで運ぶ必要もある...。
これは小説でも映画やテレビドラマでも無視されている部分で、描かれてもせいぜい「補給路を断つ、あるいは、糧秣車を焼く」程度のゲリラ的軍事行動くらいである。
しかし、下の写真で見られるように、軍隊の規模が大きく戦闘に日数がかかると、糧食も弾丸や弾薬も膨大な量になり、補給自体が不可能になる。ナポレオンもヒトラーもロシアとの戦で敗北したのは、補給線が長く伸びすぎたのが一因、と言うか最大原因だろう。ちなみに、日本軍の太平洋戦争での惨敗も、最大原因は補給を無視したためである。よく知られているように、太平洋戦争での日本軍兵士の死は六割くらいが餓死と病死であったという。
しかし、下の写真で見られるように、軍隊の規模が大きく戦闘に日数がかかると、糧食も弾丸や弾薬も膨大な量になり、補給自体が不可能になる。ナポレオンもヒトラーもロシアとの戦で敗北したのは、補給線が長く伸びすぎたのが一因、と言うか最大原因だろう。ちなみに、日本軍の太平洋戦争での惨敗も、最大原因は補給を無視したためである。よく知られているように、太平洋戦争での日本軍兵士の死は六割くらいが餓死と病死であったという。
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