ローレンス・ブロックの「泥棒は図書室で推理する」(ハヤカワミステリ 田口俊樹訳)は、文学史的雑学とユーモアに満ちた、気持ちよく楽しい読書体験を与えてくれる本だが、その中で知った雑学。
「プログラム」の英国式表記は「programme」である。
まるで、フランス語か何かに見える表記だ。なお、個人的意見だが、英国式表記の最悪のものは「aero」を「エアー(エアラ、エアロウ)」と読ませるというものだろう。これを、どうして「エアー」と読めるのか、今に至るまで理解も納得もできない。なぜ「ea」ではなく「 ae」の語順なのか。
なお、英国の単語の発音と綴りの結びつきが滅茶苦茶であることはG・B・ショーが痛烈に皮肉っていて、「fish」という単語をまったく別の表記で書いてみせているが、その綴りは覚えていない。
ついでに書いておくが、上記の本の訳はユーモア的な部分の訳など上手いもので満足すべき訳だが、ところどころ理解不能な訳文があったりする。
たとえば、殺人事件が起こるホテル(みたいなところ)で出会うレズカップルについて
「ハーデスティはいかにもお尻ぺちゃぺちゃのタチって感じだし、ディンモントのほうは受け身が好きなネコ・タイプじゃないの」
という発言が書いてあるが、その「お尻ぺちゃぺちゃの」の意味がまったく分からないのだ。どういう意味なのか。「ぺちゃパイ」なら「ぺちゃんこのオッパイ」ということで貧しい胸の女性だと誰でも分かるが、それがお尻の話で、しかも「ぺちゃぺちゃ」と畳語になると意味不明になる。(なお、レスビアンカップルの「タチ」と「ネコ」は常識だろう。)
「ぺちゃぺちゃ」は何かを手の平で叩く時の擬音としてしか聞いたことが無い。ここでは擬態語であるようだが、「ぺちゃぺちゃのお尻」とはどういうお尻なのか。
「プログラム」の英国式表記は「programme」である。
まるで、フランス語か何かに見える表記だ。なお、個人的意見だが、英国式表記の最悪のものは「aero」を「エアー(エアラ、エアロウ)」と読ませるというものだろう。これを、どうして「エアー」と読めるのか、今に至るまで理解も納得もできない。なぜ「ea」ではなく「 ae」の語順なのか。
なお、英国の単語の発音と綴りの結びつきが滅茶苦茶であることはG・B・ショーが痛烈に皮肉っていて、「fish」という単語をまったく別の表記で書いてみせているが、その綴りは覚えていない。
ついでに書いておくが、上記の本の訳はユーモア的な部分の訳など上手いもので満足すべき訳だが、ところどころ理解不能な訳文があったりする。
たとえば、殺人事件が起こるホテル(みたいなところ)で出会うレズカップルについて
「ハーデスティはいかにもお尻ぺちゃぺちゃのタチって感じだし、ディンモントのほうは受け身が好きなネコ・タイプじゃないの」
という発言が書いてあるが、その「お尻ぺちゃぺちゃの」の意味がまったく分からないのだ。どういう意味なのか。「ぺちゃパイ」なら「ぺちゃんこのオッパイ」ということで貧しい胸の女性だと誰でも分かるが、それがお尻の話で、しかも「ぺちゃぺちゃ」と畳語になると意味不明になる。(なお、レスビアンカップルの「タチ」と「ネコ」は常識だろう。)
「ぺちゃぺちゃ」は何かを手の平で叩く時の擬音としてしか聞いたことが無い。ここでは擬態語であるようだが、「ぺちゃぺちゃのお尻」とはどういうお尻なのか。
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