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「反戦な家づくり」記事の一部だが、佐藤賢一という作家はデビューのころに少し(ほんの数ページ)読んだが、あまり好みに合わない文章だったので、一冊も読み通したことがない。だが、力量のある作家だな、というのは細部の描写などを見ても分かった。しかし、これだけ長い間作家を続けるとは思わなかった。おそらく、ある時期からは下の記事の中の「小説 フランス革命」だけをずっと書いてきたのではないか。それくらいの根気がないと歴史小説というのは書けないわけで、私のような怠け者が歴史小説を書くのは無理だ、と分かる。まあ、単なる遊びとしての創作だから、夢想しているだけでもいいのだがww

(以下引用)

小説フランス革命を読んでいます。

文庫本で18冊もあるのですが、面白すぎて読み終わるのがもったいないので、わざと少しずつ買い足しています。
今、11巻で8月蜂起、共和制樹立の直前です。

この本が止められない止まらない なのは、その時々のメインキャストが入れ替わりで主人公になるからです。
革命のライオンことミラボー伯爵、そしてバスティーユ陥落の英雄デムーリエ、ときにはルイ16世の視点で語られたかと思うと、ロラン夫人になったり、ダントンになったり、もちろんロベスピエールも欠かせません。

そうして臨場感と人間くささが充ち満ちる中で、革命が進行していきます。
デムーランやロベスピエールは恐がりで見栄っ張りの、ある意味普通の若者として描かれます。そのことが、なおさらにリアリティを生んでいます。
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