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「buddie dudies」(綴りは不確か)を、つまらないなと思いながら、研究のために見続けているのだが、柿原優子が脚本だのに、なぜつまらないか、と言えば、女性には幼女の可愛さが認識できないからではないだろうか。つまり、自分と同じだから、同色で認識できないわけである。もっと言えば、幼女の持つ非論理性と一般人の論理性との衝突から来る面白さが分からないわけだ。男は幼児でも論理性に基づいて思考するから、幼児性の可愛さがあまり無い。幼女(女性)は自然で思考する(感情優先で行動する)から、論理と齟齬するわけだ。そこで、論理が権威を失う、ナンセンスの笑いが生まれる。
で、このアニメが見ていて苦痛なのは、監督に幼女の可愛さの本質が分かっていないことがある。たとえば、エンディングでのミリのポーズや表情がことごとく可愛くない。それは、ミリにグラビア写真風のポーズを取らせているからである。そこには、幼女の無邪気さのかけらも無い。
まあ、最初から「スパイ×ファミリー」のパチモンとして作るという電通的企画だから、脚本の柿原優子も災難ではある。彼女は、かの名作「瀬戸の花嫁」の脚本家なのだから、抜群の才能であるのは間違いないのである。しかし、アニメは所詮「監督のもの」であるわけだ。
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