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最近のというか、大半の魔法アニメが面白くない理由を考えてみる。

1:どれも内容が似すぎている。
2:魔法が単なるご都合主義で使われている。武技との区別が曖昧である。
3:話が少年漫画的すぎる。大人の「剣と魔法」のRPGの雰囲気(中世世界での冒険のワクワク感、騎士物語のワクワク感)が無い。せめて、アーサー王物語や円卓の騎士のワクワク感が欲しい。つまり、魔法の登場は最小限にし、武芸での争いを中心にすべきである。騎士の誰それの名前を聞いただけでワクワクする感じが欲しい。
4:「冒険」の最終目的が曖昧である。特に「魔法学園」物にはそれが無い。
5:魔法学園物は、魔法を卑小化する。つまり、日常的なものに下げてしまう。
6:ほとんどの場合、キャラに魅力がない。特に、メタ視点ギャグ(発言)で話の緊張感を失うことが多い。それはシニカルな視聴者に一時的にはウケるが、すぐに飽きられる。
7:小説や漫画やアニメの制作者自身が魔法を幼稚視していい加減に扱っている。

最近の作品の中で案外、魔法に関して一番真剣だったのが「」だったと思う。学園物としても話やキャラがまともだった。つまり、魔法学園物である必然性があった。
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