在日米軍のなかで最大規模の人員を誇る海兵隊は、陸、海、空すべての装備を持っており、迅速に世界中へ展開する能力があります。対外戦争において、つねに先陣を切り敵地に上陸する海兵隊の、歴史と役割、そして装備とはどのようなものでしょうか。
世界最大の海兵隊組織
世界の軍隊にはおもに陸軍、海軍、空軍とありますが、国によっては海兵隊という第4の軍事組織が存在します。
海上で艦船による戦闘をおもに行う海軍に対し、海兵隊は敵地への上陸作戦を専門に行う軍事組織です。
海兵隊の組織としては世界最大規模のアメリカ海兵隊は、軍政上は海軍に属していますが、陸軍や海軍と同じように独立した軍隊で、およそ18万人の兵員がいます。いわば海外での武力行使をになう専門部隊で、そのため即応性の高い陸、海、空の戦力を持ち、独自に作戦を展開することが可能となっています。
海兵隊は、艦船同士の戦いで敵船に乗り込み制圧する切り込み部隊として16~17世紀ごろに各国で創設されました。アメリカ海兵隊は1775年、イギリスからの独立戦争の際に酒場で集められた大陸海兵隊をルーツに持ちます。
やがて海兵隊は、アメリカの対外戦争において活躍するようになります。独立後初めての対外戦争である第一次バーバリ戦争(1801年から1805年)やメキシコとの米墨戦争(1846年から1848年)に参加し、戦果を挙げます。このことは海兵隊の公式軍歌である「海兵隊賛歌」でもうたわれています。
このように勇猛果敢なアメリカ海兵隊でしたが、同じように地上戦を行う陸軍と戦果や予算の配分などで軋轢が生じ、軍部内でその存在意義を問われるようになり、やがて議会においても不要論が出てくるなど、海兵隊は解散の危機に瀕します。
しかし、第一次世界大戦の戦勝国として日本がドイツの南洋委任統治領を獲得したことで、フィリピンやグアムを領地に持つアメリカは危機感を覚え、対日戦に備えて海兵隊の強化に乗り出します。やがて太平洋戦争が始まると、アメリカ海兵隊は太平洋を主戦場として日本軍の拠点である島しょ部への敵前上陸作戦などで活躍し、その存在価値を高めていきます。
その後も、朝鮮戦争やベトナム戦争、湾岸戦争からイラク、アフガニスタンまで、アメリカのおもな対外戦争ではつねに最前線に投入されることになります。
なお、終わり方も、主人公が死ぬか、何かを手に入れたところで終わればいいだけである。その何かとは、たとえば「自分にとって一番大事なのが何か分かる」という、「青い鳥」的な哲学的悟りでもいい。
読み切り以外で最初からエンディングまできっちり考えたお話なんて作ったことはございません。気分次第であっちこっちフラフラしながらいつの間にか終わる連載ばっかです
たとえば、庵野の「シン・ゴジラ」も旧ゴジラを「自分好み」に変えただけで、まったくゼロから作ったわけではない。
ネットフリックスの「トロツキー」など、それを原典(叩き台)にしてトロツキーとロシア革命の関わりの部分をアニメ化しただけでも物凄い作品になるはずである。
あるいは、テレビゲームのアニメ化でも、「幻想水滸伝」などはまだされていないだろう。FFTにしても、ストーリー部分だけならアニメにしても面白いし、そういう作品はたくさんあると思う。
原作キャラの男と女を入れ替えるとか、大人を子供にするとか、改変の仕方もいろいろあると思う。だが、一番は「場所と時代を変える」ことだと思う。
「水滸伝」にしても、政治腐敗という点では現代の日本の状況とまったく変わらないのである。あるいは、「三国志」は、時代と場所を変えれば第一次世界大戦の欧州にもなり、舞台を宇宙にすれば「銀河英雄伝説」になる。