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この投稿者は「遠慮深さ」や「シャイさ」を「冷たい」「堅苦しい」と感じる人なのだろうし、外国人(あまりに大雑把な言い方だが)はそれに対して非常にフランクで親しみやすいと思うわけだろう。だが、どちらがより快適かは人それぞれなのではないか。まあ、概して日本人は慎重であるから、それが「失敗を恐れる」性格になるわけだ。それは「失敗を許さない」「チャレンジングでない臆病さ」になるのだろう。
最初の提言というか、質問者が「間違い」というわけでもないが、コメント6が、一番的を射ていると思う。

(以下引用)


ハーフ帰国子女「日本人は外国人と比べて堅苦しく冷たい。なぜ幸せに暮らせる外国から日本に来る人がいるのか想像できない」


日本


翻訳元



    1. スレ主

       日本人は外国人に比べて堅苦しく、話していて重い感じがするのは私だけだろうか。


       まず、私はハーフの日本人で、別の国で生まれ育ち、その後日本に移住し、13歳から21歳まで日本に住んでいて、大学を卒業したら日本から出ていくつもりだ。

       私も真面目すぎて嫌われ者なので、日本人から同じように扱われており、偏った経験をしているだけかもしれないが、日本人は些細なことをとても真剣に受け止めているように感じることがある。

       職場や学校など、日本中心の環境には、息苦しいほど重苦しい雰囲気がある。


       私が通っている大学ではネイティブの日本人教授、外国文化に多く触れた日本人または日本人とのハーフの教授、そして日本人以外の教授(ほとんどが西洋人)が混在している。

       日本人教授は非常にそっけなく、冷たく、質問しようとするとイライラしているようで、一般的に権威があるように振る舞う。

       外国人教授はのんびりしていて、質問や議論にオープンで、学問に関しては真剣でありながら、個々の学生をより大切にしているようだ。

       部分的に日本人な教授は中間だ。


       学生も同様だ。

       日本人の背景を持つ学生は、議論をするときは私と話すのを避け、グループでのみ話す傾向がある。

       私は長いグループプロジェクトで高校タイプのいじめを目撃した。

       女子生徒の1人が自閉症の特徴を持っており(私は彼女の行動に基づいて彼女を判断しているだけ)、そして少し無知だった。(外国人の基準では、彼女はグループにいると少し迷惑だが、それでも尊敬されるメンバーであり、いじめやその他の類のことはない)

       日本人の学生は警戒心が強く、非常に批判的であるように見える。

       外国人の学生はのんびりしていて、あからさまな嫌な奴でない限りは誰でも受け入れる。


       これは学校文化だけではない。

       私はたくさんのアルバイトをしてきたが、どの職場にも真面目で、明るく、冗談を言う日本人がいるけど、特定の行動や発言をしないと仲間外れにされるという雰囲気が常にある。

       基本的に「空気を読め」的なやつだ。


       また彼らは手順についてかなり神経質になるが、少しやり方が違っていても正直言って結果はまったく変わらない。

       「少し」というのは、本当に少しだ。

       彼らの特定のやり方で100%やらないと、彼らはあなたが間違ったやり方をしていると考える。

       私は外国人のマネージャー(正社員)が数人いる仕事を始めたことがあるが、彼らはあなたがやりたいようにやらせてくれて、結果が満足のいくものでない場合にのみあなたを正してくる。

       それが職場文化全体に影響を及ぼし、2人の外国人正社員を除いてすべて日本人であるにもかかわらず、私が働いた中で最ものんびりとした職場だった。


       最後に家族生活もそうだ。

       他国と比べて、家族との交流は非常に取引的な感じがすることがよくある。

       彼らは愛情をほとんど示さない。

       これについて日本人に質問すると、彼らはいつも「ああ、でも彼らは愛情をとてもさりげなく示しているんだよ!」と言う。

       家族を持つことが、特別な社会的義務を負い、あちこちでほんの少しの気遣いを示す知り合いと一緒に暮らすようなものだとしたら、いったい何の意味があるのだろうか?


       はっきりさせておくが、私はすべての日本人、家族についてこう言っているのではない。

       私はここでの生活経験が十分にあるので、常に多くの例外があることは知っているが、同時にここで長期にわたって快適に暮らすことは私にとってあまりにも普通すぎる。


       これは一般的な話題であり、人それぞれ好みがあることは知っているが、他のほとんどの国でどれほど気楽で幸せに感じられるかを経験した人が、なぜこのような文化に対処し、日本に住むことを選択するのか想像するのは難しい。

       これについてもっと多くの視点を提供してくれることを心から願っている。

       そうすれば、このことに対する認識を広げることができるだろう。


       (日本生活フォーラムへの投稿です)





    1. 海外の反応

       興味深いことに、これはここで生まれ育った日本人からも聞いた意見だ。

       何人かの親しい友人が、他の日本人と話をするときや、日本国内で一般的に活動するときに、外見に気を配り、間違ったことを言わないようにしなければならないので、とてもストレスを感じると話していた。

       とはいえこれがすべての人に普遍的に当てはまるわけではないことを知っておいた方が良い。


       また、あなたの質問に関してだが、より遠い文化を好む人もいる。

       「典型的な日本人」と関わらなくても、自分の社交界で満足する人もいる。

       選択肢がほとんどないか、ほとんどないと感じている人もいる。


       多くの人にとって、それは物事のあり方に慣れることの問題だ。

       私は母国に戻ることはないが、妹は母国に帰るだろう。

       なぜなら母国は彼女にとって馴染みのあるものであり、彼女が自分と同一視するものだからだ。

       母国で私が非常にネガティブな社会的ポイントだと考えるものを、彼女は笑って許せるのだ。

       だから、誰もが異なる限界点を持っているということだ。


    1. 海外の反応

>>2
      >何人かの親しい友人が、他の日本人と話をするときや、日本国内で一般的に活動するときに、外見に気を配り、間違ったことを言わないようにしなければならないので、とてもストレスを感じると話していた。


       私の妻も同じ状況で、それが彼女が外国人と付き合ったり、交換留学したり、海外で暮らしたりするきっかけとなった。


       最近は日本人の知り合いと何かをしなければならないときはいつも、私が思いつかないような配慮や期待が山ほどあり、妻は普段は絶対にしないような日本人モードになっている。


       一方、外国人がいる場合はいつもとてもリラックスして気楽な雰囲気で、彼女は見栄を張るのではなく、いつもの自分らしくいて本当に楽しむことができている。

       

    1. 海外の反応

>>3
       それはもしかして自分の妻のことだろうか?


       日本の文化や会話は、常に神経をすり減らす行為だ。

       復讐心に燃える悪魔がすべての言葉にまとわりつき、避けられない間違いを待っているかのようだ。

       それは言語にしっかりと固定されている。


       オーストラリアでは、問題があれば、たいていは言い争っても後戻りすることができる

       「そんなこと言ったっけ?私が言いたかったのは…」


       しかし日本では最終的にすぐに判断され、取り消しはできないようだ。

       私の場合のように、あなたが日本語能力が乏しいことを人々が知っていてもだ。


       日本人がお互いの背中を叩き合い、笑い、抱き合って、無理な気取りをやめればいいのにと思う。

       ヒップ​​ホップなどに夢中になっている若い日本人が、外向的な威勢の良さと率直さをコミュニケーションに取り入れているのを見るのは興味深い。

       日本に起こった最高の出来事かもしれない!


    1. 海外の反応

>>4
       だから私はヤンキーが好きなんだ。

       茨城の田舎の人たちはラフで洗練されていない。

       東京の人々の大部分は彼らの周りに大きな壁があり、親近感を持つには異質な存在に見える。

       田舎のヤンキーの場合、その壁はもっともっと低い。

       スケートボーダー、建設作業員、トラックの運転手は最高だ。


    1. 海外の反応

       日本人として、私はある意味逆のように感じている。

       この投稿を読んでも、逆のように感じた。


       あなたはすべてを非常に真剣に、重く解釈しているようだ。

       日本の社会的合図を学んで育った人にとっては、公共の場では一日中のあらゆるやり取りに自分の感情や個人的な気持ちを巻き込むよりも、他の人と調和して働くために形式的に行動する方がはるかに簡単だと感じる。

       誰かが意地悪?それで、それが実際に自分にどのような影響を与えるのか、そして実際に立ち上がって反対するほど問題なのか?

       99%の場合、答えはノーだ。そうであれば、別に考える必要もない。


       私も人生の半分は米国で育ったが、西洋人は日本の文化がいかに「冷たい」または「真面目」であるかを大げさに誇張する傾向があると思う。

       なぜなら、彼らは自分たちの社会的交流を「本物」で「誠実」だと考えているからだ。

       もちろん一部の人にとってはそうだが、私の経験では西洋人が考えたいほど多くはない。


       私はアメリカの大学に通っていたが、アメリカでも「変な人」や「空気が読めない」という理由で同級生を仲間外れにすることは絶対にある。

       意地悪な女の子の文化や有害な男らしさはまったく異次元レベルだ。

       なぜなら西洋人は客観的に「正しい」、「間違っている」という概念を持つ傾向があり、自分が正しいなら他の人は間違っているはずだという考え方を持っているからだ。

       日本人は確かに不快な状況を避けるが、ほとんどの人はそれが自分の好みかどうかの問題であり、自分だけが知っていて他の人は知らない「真実」などではないと認識している。


       家族に関しては…それは完全に家族次第であり、あなたが日本人の問題だと思っているもので苦労している西洋の家族はたくさんいる。

       自分の気持ちをオープンに明確に伝えるのに苦労している家族もあるが、日本の多くの家族は「友達家族」だ。

       私の親友の一人は、母親といると楽しいという理由だけで、時々パーティーに母親を連れてくることもある。


       あなたが日本語をどれだけ上手に話せるかは分からないが、言語の壁も大きな要因なのに、このフォーラムでは人々はしばしばそれを大した問題ではないかのように扱っている。

       私たちが最初に米国に引っ越した後、私の弟は英語に苦労し、自分の考えを思うように表現できないので、極度の孤立感を感じ、アメリカ人にバカ扱いされているように感じていた。


       32年間、文化間を行ったり来たりしていると、物事が変われば変わるほど、変わらないものも増えるということを学ぶ…時には、表現方法や伝わり方は文化リテラシーによって異なることがあるが、人は文化の線できちんと分けることはできない。

       慣れ親しんでいない国や文化に住んでいると、経験のすべてが文化の違いによるものと考えがちだが、それは実際にはほんの一部にすぎない。

       平均的な日本人が「日本の常識」と考えるものを完全に欠いている日本人もいるが、現実には日本人の基準だとそのような人も他の人と同じように日本人なのだ。


     私のアドバイスは、やり取りを額面通りに受け取るようにすることだ。誰もがただ一日をやり過ごそうとしているだけだ。
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いつの間にか、非日本人経営者(株主)がこれほど増えていた。記事では「役員」と書いてあるが、実質、経営者か株主筆頭だろう。




12: 名無しさん 2024/09/29(日) 03:42:26.88 ID:eZY7WXzQ0
年収140億の働きをする男は言うことが違うぜ
やっている行為は、実は大きな意味があると思うが、ご当人はその理屈を把握していないのではないか。
つまり、体の自由を奪って、思考以外はできない状態にすることで、「思考の牢獄」の中に自分を追い込む、というのが、この行為の意味だと思う。また、「意味のあるものは見えない」というのも、重要ポイントだろう。つまり、視覚による意識の拡散が避けられるわけだ。

(以下引用)

 脚本家の三谷幸喜氏が6日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」(金曜・午後9時58分)に出演した。

 この日、「僕は本業が脚本家なので、やっぱり行き詰まる時があるんですよ。そういう時にそれをどんな風に克服するかみたいな。それを人に話すと不思議がられるみたいな」と話し出した三谷氏。

 「以前はホテルで缶詰になってたんですよ。部屋で徹夜で書くけど、思いつかないみたいな。次の週のドラマの撮影するものがないくらいまで追い詰められて」と振り返ると「本当にダメだって時はベッドと壁の隙間があるじゃないですか? その小っちゃい隙間に挟まってる」と告白。

 「もう、ダメ人間の極致まで(自分を)追いやりたい。ボートがひっくり返った時に『助けて』って暴れると、(船体から)出られなくなる。とことん、沈めば、ボートより離れた所に浮いてきて助かるって聞いたんで、そのイメージで」と説明。

 「(隙間に挟まって)朝を迎えました」と明かすと「そんな時もあったし、ホテルでお風呂に入るんですけど、泡風呂に入って、泡にまみれながら栓を抜くと、水が抜けて僕の体の形をした泡だけが残る。その時に俺って最低の男だって思う。ここまで落ちたかって」と続けていた。

長い間記事を書かないでいると、変な広告を無断で載せられたりするので、先ほど目に止まった「はてな匿名ダイアリー」記事を載せておく。
私はテレビを見ることができない環境にいる(監獄の中にいるのではなく、アンテナ接続ができない)ので、朝ドラの「虎に翼」は見たことが無いが、下のコメントで、内容がだいたい分かって面白い。つまり、1年間ドラマを見なくても、5分で全体が分かる。
つまり、親父が総理という既得権益の御本家の小泉進次郎が「既得権益をぶっ潰す」と言うみたいなお笑いなわけだろうか。

(以下引用)

2024-09-10

虎に翼から漂う「本当は二次創作じゃなくてオリジナルでやりたいんだろうなぁ」感

結局アレ脚本家が本当に描きたいことを描こうとするたびに、史実要素が全部邪魔になるんだよな

だってそうじゃん?

寅子はどこまで行っても、所詮いいとこのお嬢様が生まれ持った文化資本を存分に使い倒す、そういう話でしかない

からこそタイトルも「虎に翼」なわけだ

あの時代としてはたいへん理解のあるパパに恵まれママにも恵まれ結婚を二度もして子も孫もできて、まあ朝ドラ伝統で身内を失うテンプレじみた苦労はあれど、あくま既存社会秩序に属した権力の手先風情に過ぎない

今日の「権威主義イヌ」っていうのもまさにそれでさ

二言目には人権や反権力を謳うリベラル左翼勢力がまぎれもなく国家権力の一端を担っているという一見矛盾した事態ぐらい、制作だって当たり前に自覚してるわけよ

そんな奴がいくら小手先フェミニズムらしきものを唱え、差別と闘うポーズ見せたってね、あの毒親持ちのメンヘラツイフェミ連中が「これ私のことだ……」ってなるようなもんじゃねえの、本来

そこ受け持ってるのよねだよね

あの全身ツイフェミ擬人化みてーな女

まあ連中に司法試験受かるようなオツムはなさそうだけど

ぶっちゃけ本当はオリジナルあいつだけやりたいんじゃねーかとしか思えない

あれは主人公裁判官なんかにならず、弁護士活動家の道をひた走るifルートのものなんだろう

とことんフェミに寄り添うならもちろん結婚出産ご法度だが、史実史実なんでそういうわけにもいかない

結果、後半になって以降、あんなに高かった評価ダダ下がり

プロパガンダとしては余計なものが多く、さりとて今更いつものイージー朝ドラにも戻れず、なんとも軸がブレてしまった

例えば、同じく思想むき出しでおなじみのはだしのゲンにしても、そういうとこがある

俺は全部読んだから知ってるけど、一番後ろのゲン絵描き目指して上京するだの恋愛するだの、そういうのは割とどうでもいいわけ

そんなものよりゲンが何かに噛みつく姿の方が面白いに決まってんの

ガンダムドラゴンボールもみんな同じで、一度バトルで受けた作品っていうのは、もう永久にバトル以外まともに見向きもされない

視聴者はこの男社会に虐げられた女たちが立ち上がり、近藤隆太みたいに暴れ回るリーガルバイオレンスドラマ見てひと時スカッとしたいだけなのに、それを満たしてくれないんだから、当初みたいに盛り上がらないのも残念ながら当然

なんたって裁判官様がタマケリするわけにもいかねーんだから

西遊記で言うところの前半と後半の違い

頭に輪っかはめられた寅子なんてだーれも見たくないのよ

だいたいが轟とのバディというのからして、女の「ゲイ友達欲しい願望」丸出しなわけだしさ

三淵嘉子とかどうでもよくて、それこそこの先の違憲裁判全部よねにぶん投げて、ドクターXみたいに「私TUEEEので」と無双したいだけなんじゃなかろうか

そういうわけにもいかない苦渋が感じられてならない

「太平記」を完全にフィクション化した「妖異太平記」という話を書こうかと思っているが、鎌倉幕府末期の将軍がどういう人物だったのか、メモしておく。
一番の問題は、なぜ「将軍」という職を無視して北条氏が「執権」職で政治の実権を握ることができたのかだ。単に「北条氏」という名前がそれほど巨大化したということなのだろうか。
もちろん、北条氏が常に善政を敷いてきたことは、知っている人は知っているが、知らない人のほうが多いだろう。
ちなみに、鎌倉幕府滅亡から建武の新政、南北朝の動乱の責任は、一にかかって後醍醐天皇という大馬鹿天皇に責任がある、というのが「尊皇主義者」である私の考えだ。天皇が政治の実権を握ると、それは貴族だけの利益を求める「特権階級保護」政治にしかならないのである。そう考えると、平安時代の藤原氏の専横は、天皇は(政治の実権が無く)単なるお飾りで、まだ天皇の責任は小さい。



鎌倉将軍一覧(かまくらしょうぐんいちらん)では、鎌倉幕府征夷大将軍の一覧を示す。

概要

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一般的には、征夷大将軍の地位は鎌倉殿(鎌倉幕府の長)の地位を公的に担保するもの、と考えられている。

だが征夷大将軍はもとは源頼朝鎮守府将軍である奥州藤原氏を凌駕する官職として望んだもので、鎌倉殿の本質的属性ではなかった。実際、2代目鎌倉殿となった源頼家が征夷大将軍職に就いたのは家督相続から3年後であり、源実朝の死後に鎌倉殿となった藤原頼経も征夷大将軍職に就いたのは鎌倉下向から7年後であって(鎌倉幕府公式記録「吾妻鏡」では実朝死去後から北条政子が6年間鎌倉殿だったとしている)、その間は征夷大将軍職が空席であったが、「鎌倉殿」であることは変わらず、特に問題とされなかった。

源実朝が暗殺されたあと頼朝の子孫(源氏将軍)が絶え、京都朝廷に対抗し、有力御家人たちを抑えられるだけの高貴な血統の出身者が必要とされたことから、初めは摂関家の子弟を将軍職に就けたが(摂家将軍)、北条氏に離反した。このため、北条氏は摂家将軍を廃して皇族宮将軍・親王将軍)を京都から迎え将軍職に就けた。その結果、実権が北条氏に握られることとなり、将軍は名目的存在となったが、形の上では将軍はあくまでも幕府の長であり、全ての御家人の主君であることから、御家人たちに対して一定の求心力を持ち続けた。これを警戒した北条氏は、幼少の将軍を迎えては成人すると解任して京都に送還するということを幕末まで繰り返した。

北条氏が幕府内では将軍を遥かに凌駕する権力を握り、また朝廷に対して将軍職任命を容易に強要できるだけの実力を持ちながら自らは将軍にならなかったのは、北条氏を支持する御家人たちが北条氏の将軍職就任を推したが、朝廷が拒絶した、とする説が存在する。また、北条氏の出自が伊豆の地方豪族でしかなかったことから、仮に将軍職に就いても有力御家人たちの心服を得ることができないため、将軍職就任を断念せざるを得なかった、とする説も存在する。

一覧

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  • 氏名、院号、墓所は50音順ソート
  • 官位は位の高い順にソート
氏名肖像院号官位在職期間出身家享年墓所
1 みなもとのよりとも
源頼朝
武皇 正二位
権大納言

建久3年7月12日 (1192年)
- 建久10年1月13日 (1199年)

6年 6か月 河内源氏 53 大倉法華堂
白旗神社
2 みなもとのよりいえ
源頼家
法華院 正二位
左衛門督

建仁2年7月22日 (1202年)
- 建仁3年9月7日 (1203年)

1年 2か月 河内源氏 23 修禅寺
3 みなもとのさねとも
源実朝
大慈寺 正二位
右大臣

建仁3年9月7日 (1203年)
建保7年1月27日 (1219年)

15年 4か月 河内源氏 28 寿福寺
白旗神社
4 ふじわらのよりつね
藤原頼経
- 正二位
権大納言

嘉禄2年1月27日 (1226年)
寛元2年4月28日 (1244年)

18年 3か月 藤原氏
(九条家)
39 -
5 ふじわらのよりつぐ
藤原頼嗣
- 従三位
左近衛中将

寛元2年4月28日 (1244年)建長4年2月20日 (1252年)

7年 10か月 藤原氏
(九条家)
18 -
6 むねたかしんのう
宗尊親王
- 一品
中務卿

建長4年4月1日 (1252年)
文永3年7月20日 (1266年)

14年 3か月 皇族 33 -
7 これやすしんのう
惟康親王
- 正二位
中納言右近衛大将
二品

文永3年7月24日 (1266年)
正応2年9月14日 (1289年)

23年 2か月 皇族 63 -
8 ひさあきらしんのう
久明親王
- 一品
式部卿

正応2年10月9日 (1289年)
徳治3年8月4日 (1308年)

18年 10か月 皇族 53 -
9 もりくにしんのう
守邦親王
- 二品

延慶元年8月10日 (1308年)
元弘3年5月22日 (1333年)

24年 9か月 皇族 33 -

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