- 【イギリスのABガイド】
- スコットランド、エディンバラ在住。街全体が世界遺産で、アーチストが多く住むエディンバラ。一歩路地に入れば、そこは中世の世界。おもちゃ箱の中にいる様なイベントを日々楽しんでいます。日本でまだよく知られていないスコットランドを主に、英国情報をお伝えしていきたいと思います。旅行者の方に役立つ情報を、旅行大好きなガイドがお届けします。
思索のテーマは「ポエジー」とは何か、である。
或る情緒が詩的であると感じるのはなぜか、どういう物事を我々は詩的と感じるかという考察だ。
これには、詩そのものよりも、「詩情を感じさせる映画」「詩情のまったく無い映画」などから考察するのがいいかと思う。
たとえば、「第三の男」などは、詩情性が高いからこそ多くの映画ファンに愛され、名画とされたと思う。単にストーリーだけなら凡百のスリラー映画やサスペンス映画と異なることは無いだろう。一方、最近のハリウッド映画には詩情を感じさせる映画は極端に少ない。これはファンがそれを求めていないのではなく、作り手側が詩情というものを認知する能力が無いのだと思う。70年代くらいまでのハリウッド映画には詩情が存在したのである。これは映画音楽との関連もある。映画音楽がロック系統になると、詩情も糞もなくなり、アクション一辺倒になる。例外は「ジーザス・クライスト・スーパースター」くらいではないか。この場合は題材が題材だから、ロックとの落差で逆に部分的に詩情が際立ったとも思える。
では、詩情とは何か。仮説を立ててみる。
「晴れた天気」と「曇り空」と「雨降り」と、どれが一番詩情があるだろうか。これは異論もあるだろうが、私は「雨降り」「曇り空」「晴れ」の順だと思っている。木々の葉から雨の滴がしたたり落ちるさまは実に詩情がある。たとえば新海誠の「言の葉の庭」はそれだけを映画にしたようなアニメである。一方、雲一つ無い快晴の空は気持ちいいが、詩情はさほど無い。強いて詩情らしいのを言えば、深い青い空の中に一種の深淵を感じるくらいだろうか。
「第三の男」のラストシーンで、道の傍で女を待っている男に、女は目もくれず歩み去っていく。男は、何かを噛みしめるようにゆっくりと煙草を吸う。そして男の姿が小さくなって風景の中に飲み込まれ、映画が終わる。まさに、人生の悲哀を凝縮したシーンである。愛する女に愛されない悲しみ。いろいろと献身したつもりの女にむしろ憎悪され無視され去られる悲しみ。愛する価値の無い男(ハリー・ライム)を愛する女という不条理。言葉にはならなくても、観客はそれらの感情を感じ取り、そこに詩情を感じたのである。
さて、詩情とは何か。「悲哀感」に似ている。しかし、悲哀感のようなマイナスの気分とも少し違う。人生の悲哀、あるいは閉塞された状態に対し、それをむしろ肯定し美化的に眺めるもの、という仮説をここで提出しておく。
例えば雨によって自分は今いる場所からほとんど動けない。外の雨を眺めるしかない。しかし、眺めてみると、木々の葉から滴り落ちる雨の粒は宝石のように美しい。その美しさ(の認知)は、自分が置かれた閉塞的状況がもたらしたものでもある。
恋愛が大成功した状況には詩情は無い。失恋にこそ詩情がある。
いわば、芭蕉の「わび・さび」のようなもので、この世界のマイナスとされる事柄の中に美を見出す高度な心的姿勢が詩情の正体ではないか、というのが私の仮説である。
まあ、これはあまりに単純化しすぎていそうだから、特に強弁はしないが、詩情についての一考察である。
基本的にこの「四月の雨」は着想保存庫にする予定である。
ブログを利用して作品を書くのは、「自分で締め切りを作って自分の尻を叩く」ためには有益(「踊るドワーフ」の翻訳などはそうして書いた。)だが、作品そのものが事故(突然の強制的ブログ閉鎖処置やネットへの接続不能など)で一気に失われる危険性も高いのだ。まあ、電子情報というのは常にそういう運命の下にあるのだが。
スコットランド女王メアリー誕生の地、リンリスゴーへ
掲載日:2015/04/24 テーマ: 行き先: / ライター:
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リンリスゴーの駅。坂を下ればメイン道路へ。
宮殿のある歴史ある古い町並み
以前から行ってみたいと思っていたリンリスゴーへ行ってきました。町には宮殿があり、スコットランド女王のメアリーもここで生まれました。町は小さく、大きな湖が宮殿そばにあり散歩の憩いの場所となっているほか、中心街にはカフェなどのお店が立ち並んでいます。エディンバラからは、バス又は電車で行くことができます。スコッツレイルの電車で片道約20分、往復チケット6.70ポンド。リンリスゴーの駅を出ればメイン道路に通じています。案内所は、宮殿入り口近くの建物、カフェの手前にありました。
メイン通りの端には歴史的建物が並び、お店として活用されています。
エディンバラのような…
町並みは、エディンバラに似ているかなというのが第一印象でした。写真にもうっつていますが、三角すい型屋根が多く可愛かったです。ここも銀行やお店が古い建物を利用して立ち並んでいます。有名店よりも、小売店や専門店が多いです。一軒、チョコレート屋さんを発見しました。店内は混んでいて人気があるようでした。他にもパブやカフェも見つけられます。今回は特に立ち寄りませんでしたが、美味しいティールームがいくつかあるという情報を聞きました。
近くによるととても大きい宮殿だということがわかりました。
スチュアート家が愛した宮殿
歴代のスコットランド王族のお気に入りだった宮殿がここです。メアリー女王が生まれた部屋も見学できます。内部は迷路のようで、一部は崩壊してしまっていますがそれがより神秘性を醸し出しています。実は、館内見学の時に気付いたことが…以前エディンバラの教会を見学しているとき、その教会とロズリン礼拝堂にだけある特別な彫刻があると聞いていました。バグパイプを演奏しているエンジェル。スコットランドらしいモチーフですが、なんと、この宮殿でも発見。ボロボロではありましたが、ここにもあるんだ...とうれしくなりました。
絶景...この言葉がピッタリな景色です。
みんなの憩いの場所
宮殿前にある湖の周りには散歩コースができています。この日は、週末ということもあり家族連れや犬の散歩をする地元の人が多くいました。白鳥やカモなどの鳥を保護しているようです。湖の周りは約30分ほどで周ることができますが、今回は1時間かけてじっくりと。途中ベンチもあり湖越しの宮殿は絶景です。宮殿の傍には芝生があるのでお弁当を持ってピクニックをするには絶好の場所。この日は、真っ青な青空に、飛行機雲でバッテンのしるしができていて、スコットランドの旗のようでした。
白鳥が羽を休めています。
今回で、エディンバラガイドを終了いたします。
約2年間のガイド記事、楽しんでいただけたでしょうか?今回をもちましてエディンバラご紹介を終了いたします。ここ最近、独立運動、テレビドラマやスコッチウイスキーの復活などで、スコットランドが観光地としてより注目が集まってきました。まだまだご紹介しきれていない所が多くあります。イングランドやアイルランドとは違う、スコットランドの人のよさ、自然、歴史など魅力いっぱいです。そこに惹かれ他の地域から移住をしてくる人の話を多く聞きます。是非一度、足を運んでみてください。素敵な出会いが皆様にありますように。
12から後の登場キャラは今思い付きで書いただけなので、どんどん変更する予定。
人物(主要キャラ)
1 主人公の青年(安原公人):美青年、真面目、純朴、誠実、良心的、口が重い、長身でスタイルがいい
2 ヤクザ(「藤井組)のボス(藤井龍二):初老、やや小柄、跳ね上がった口髭、薄い頭、いい加減さと洞察力:吉田鉄太郎あたりのイメージか。
3 ボスの情婦であるクラブの女(村崎麗華):美人、妖艶、情熱と絶望
4 組の構成員1(矢島大介):大男、やや知能低し、純朴
5 組の構成員2(小野翔太):小男、調子がいい、失敗も多い
6 主人公に最初に好意を持つクラブの女(聖人)(尾田福子):顔はちょいブス、陽気で直情的、自分の利害を考えず、好きな相手に尽くす、勇敢、作中で主人公を救って死亡する予定(?)
7 清純派ヒロイン(未定)(山崎飛鳥):美少女、眼鏡(?)、アニメや漫画に悪影響された世界観を持っている(つまり、不良が「本当はいい奴」だと思い込んでいる)
8 ヤンキー(氷室香子):わたモテの「吉田さん」のイメージ。直情径行。案外正義漢。当然美少女
9 対立組織「大月組」の女ボス(月影美鈴):中年のミステリアスな美女。霊感があるらしい。
10 9の崇拝者の大男(大和武蔵):
11 クラブの黒服(藤田礼二):話全体の悪役。最後に死ぬか大出世する。
12 ホスト(柴田陽炎):悪役だが、チンピラ。
13 地方ボス的政治家(福原太作):元土建屋、大金持ち
14 県警署長(猫田勤):13とズブズブ。
15 7と8の担任教師(大八木勝也):熱血教師の演技で生徒に人気があるが、実は屑。女たらしのエゴイスト。
*対立組織を共感の持てるキャラ連中にすると、対立構造がタルくなる。ヤクザ組織をもうひとつ作って三すくみ構造にするべきだろう。それと、ヤクザより質の悪い「半グレ」集団を設定し、その実質的ボスを11とするか。(イメージは城田優)
16 かなり悪質なヤクザ組織「中野組」の組長(中野済):陰険で暴力的で老獪。ホモである。11と12のスポンサーで性的なご主人。13や2の小学校の同級生(?)。
*舞台を地方都市にするつもりだが、大都会にしたほうがいいか。まあ、そのほうが、冒頭の主人公の孤独感と絶望感は哀切になる。あるいは、東京に近い、千葉県あたりの都市。市川から幕張あたり。
人物の背景や特徴
主要キャラの周辺人物(家族など)とその背景(職業など)
主要ストーリー(毎回たいていは飲み屋でどんちゃんという、祝祭的場面を入れる)
第一話 :組長その他と知り合いになる。
1:主人公の絶望的状況(大学退学処分)と憂鬱な心境
2:事故とその損害賠償(実は、インチキな事故とその請求)
3:組長との出会い
4:損害賠償の肩代わり(組長の芝居で支払わなくてよくなる)
5:主要女性キャラ2名(3と6)との出会い。6が先で、3とはクラブで遭う
6:主要男性キャラ2名(4と5)と知り合いになる(顔は事務所で既に見ている)
7:組長に小遣いをもらう(アパート代の都合がつき、救われる):以上、飲み屋での出来事
8:6が店を出しなに、「いつでもこの店に来て、お代の心配はいらないから」と言う。
9:多事多端な一日を振り返り、疲れて眠り込む
第二話 :悪役としての「黒服」登場。頭も顔もいいが性格は最悪の男。ヤクザより凶悪。清純派ヒロインとヤンキー登場。
第三話 :対抗的ヤクザ組織登場
第四話 :警察の手入れその他
題名:(仮題)「月光のセレナーデ」:夜の世界(裏社会)にも月は出て、甘い情緒もある、という暗喩
人物(主要キャラ)
1 主人公の青年:美青年、真面目、純朴、誠実、良心的、口が重い、長身でスタイルがいい
2 ヤクザのボス:初老、やや小柄、跳ね上がった口髭、薄い頭、いい加減さと洞察力:吉田鉄太郎あたりのイメージか。
3 ボスの情婦であるクラブの女:美人、妖艶、情熱と絶望
4 組の構成員1:大男、やや知能低し、純朴
5 組の構成員2:小男、調子がいい、失敗も多い
6 主人公に最初に好意を持つクラブの女(聖人):顔はちょいブス、陽気で直情的、自分の利害を考えず、好きな相手に尽くす、勇敢、作中で主人公を救って死亡する予定(?)
7 清純派ヒロイン(未定):美少女、眼鏡(?)、アニメや漫画に悪影響された世界観を持っている(つまり、不良が「本当はいい奴」だと思い込んでいる)
人物の背景や特徴
主要キャラの周辺人物(家族など)とその背景(職業など)
主要ストーリー(毎回たいていは飲み屋でどんちゃんという、祝祭的場面を入れる)
第一話 :組長その他と知り合いになる。
1:主人公の絶望的状況(大学退学処分)と憂鬱な心境
2:事故とその損害賠償(実は、インチキな事故とその請求)
3:組長との出会い
4:損害賠償の肩代わり(組長の芝居で支払わなくてよくなる)
5:主要女性キャラ2名(3と6)との出会い。6が先で、3とはクラブで遭う
6:主要男性キャラ2名(4と5)と知り合いになる(顔は事務所で既に見ている)
7:組長に小遣いをもらう(アパート代の都合がつき、救われる):以上、飲み屋での出来事
8:6が店を出しなに、「いつでもこの店に来て、お代の心配はいらないから」と言う。
9:多事多端な一日を振り返り、疲れて眠り込む
第二話 :悪役としての「黒服」登場。頭も顔もいいが性格は最悪の男。ヤクザより凶悪。清純派ヒロインとヤンキー登場。
第三話 :対抗的ヤクザ組織登場
第四話 :警察の手入れその他
第五話 :一見平和な日々、ハーレム状態
*クライマックスは、ブスの聖女(6)が主人公を救って死ぬところで、それが全体の8合目くらいのところ。それを8話目として、全10回くらいが適当か。6話目で大問題発生、7話目で対処方針(主人公がすべてをかぶる覚悟をする)決定。8話目で、主人公をかばって6が死んでいく。9話目で主人公が人生を振り返り、10話目で再スタート(組長の跡継ぎになる?)するところで完結。
場所(主に飲み屋と組事務所とその周辺の盛り場だが、そのほかも):一応、地方都市に設定