忽然と消えた村、というんだが、そういう話するなら、日本の三大秘境のひとつと言われる遠州京丸の話をしちゃうぞ、いいのか? 止まらないぞw というのは置いといて、中伊豆にもこうした廃村がありまして、丸い石を置いただけの墓があったり、異様な雰囲気です。ここは水がなくて水稲栽培ができず、長年、荒れ地だったんだが、静岡市が空襲に遭って被災者が出た時に、静岡市から被災者が移り住んだ土地です。ところが、山の高地で寒くて、水利が悪いので、ロクな作物が穫れない。街の復興が進むにつれ、いつしか人は去り、おいらが見に行った頃には二軒しか残ってなかった。今では一軒もないかも知れない。嘉永4―5年(1851―52年)に書かれた「多紀郡明細記」に「柿渋師 夙村ノモノ」の記述がある。 さて、こちらの話は兵庫県です。農村と、その近くの非農村という関係なんだが、農村と非農村では江戸時代の支配制度が違うんですね。農民は大名とか幕府の管理下にあって、移動を禁じられていた。逃げたら「逃散」といって、処罰の対象です。その土地に住み続け、支配者のためにコメを作って税金として収めるというのが、農民のお仕事です。それが非農村では、そもそも「山の中に勝手に住んでるだけ」なので、どこに行こうが勝手。コメが穫れないところに住んでいるので、支配者にとっては興味がない。どこにでも移動し、税金を収めないw 特権階級みたいなもんだが、それだけに農民からは妬まれ、エタヒニンとまで呼ばれる。農民から見ると、職人、商人のほぼ全部がエタヒニンです。正式な支配体制に組み込まれた「日本」の正社員w それが農民w それ以外は非正規w |
奈良県生駒市で昨年12月、当時小学2年の女児(8)を包丁で刺したとして、殺人未遂の罪に問われた女児の同級生の母親、岡田利恵被告(42)の裁判員裁判の論告求刑公判が25日、奈良地裁(西川篤志裁判長)で開かれた。検察側は「極めて危険で一方的かつ執拗な犯行」として懲役12年を求刑した。判決は27日に言い渡される。
検察側は「女児とその母に激しい怒りを衝動的に爆発させた。鋭利な刃物で少なくとも21回刺したことは殺意に基づく」と主張。弁護側は「犯行後に救急車を呼ぶなどしており、殺意はなかった」として、保護観察付きの執行猶予判決を求めた。
起訴状によると、岡田被告は昨年12月7日午後4時10分ごろ、同市鹿ノ台南の当時の自宅で、女児の左胸などを包丁で複数回刺し、殺害しようとしたとしている。女児は病院に搬送されたが命に別条はなかった。