松岡正剛の「千夜千冊」の一節である。
なお、下の通りであり日本の仏教はすべて釈迦(ブッダ)の教えではなく、仏教を名乗る資格はない。ある意味ではすべて創価学会の同類が林立しているのである。
(以下引用)
【大乗非仏論の仮説】 さて、仲基の加上理論で仏教の流れを見ていくと、大きな疑問が立ちはだかりました。それは「大乗非仏」という問題です。
これは大乗仏教はブッダが説いたものではないというもので、それを「大乗非仏説」と呼んでいます。インドにおいてもすでに何度か議論されていたもので、アサンガ(無着)とヴァスバンドゥ(世親)の兄弟の『大乗荘厳経論』でも採り上げられています。大乗仏教というのは菩薩道を重んじ、縁起や他力を重視する教えですが、そんなことはブッダは言ってなかったじゃないかという議論です。
実際はどうなのか。紀元前6世紀ころのブッダの言説から数百年たって、まずは小乗仏教が、ついでアショーカ王のころに大乗仏教が組み立てられたのですから、当然のことながらブッダは大乗仏教を説いていないのです。
なお、下の通りであり日本の仏教はすべて釈迦(ブッダ)の教えではなく、仏教を名乗る資格はない。ある意味ではすべて創価学会の同類が林立しているのである。
小乗仏教は日本には伝統的な宗派として普及していませんが、テーラワーダ仏教という名称で知られています。
小乗仏教(上座部仏教、テーラワーダ仏教)
| |
---|---|
特徴
|
釈迦牟尼の戒律を守り、厳しい修行を行う伝統的な部派
|
教え
|
出家して修行を積まなければ悟りを開けないと説く
|
戒律
|
男性には二百五十戒、女性には三百四十戒があり、具足戒と呼ばれている
|
救済の対象
|
出家して修行し、悟りを開いたものにこそ救済の手が差し伸べられると考えられる
|
小乗仏教は、大乗仏教と対比される言葉で、大乗仏教側からの蔑称(べっしょう)です。大乗仏教はあらゆるものを救う仏教の考え方であるのに対し、小乗仏教は個人を救うための仏教であるとされています。
また、インド、中国、朝鮮半島など教えがまじりあった6世紀ごろの仏教が伝来した影響もあり、日本では伝統的な意味でのテーラワーダ仏教の宗派は普及していません。
(以下引用)
【大乗非仏論の仮説】 さて、仲基の加上理論で仏教の流れを見ていくと、大きな疑問が立ちはだかりました。それは「大乗非仏」という問題です。
これは大乗仏教はブッダが説いたものではないというもので、それを「大乗非仏説」と呼んでいます。インドにおいてもすでに何度か議論されていたもので、アサンガ(無着)とヴァスバンドゥ(世親)の兄弟の『大乗荘厳経論』でも採り上げられています。大乗仏教というのは菩薩道を重んじ、縁起や他力を重視する教えですが、そんなことはブッダは言ってなかったじゃないかという議論です。
実際はどうなのか。紀元前6世紀ころのブッダの言説から数百年たって、まずは小乗仏教が、ついでアショーカ王のころに大乗仏教が組み立てられたのですから、当然のことながらブッダは大乗仏教を説いていないのです。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
冬山想南
性別:
非公開
カテゴリー
P R